山下美月

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day4 2023/8/28

1.全体の感想

初日2日目3日目とほぼ同展開で、最後に『乃木坂の詩』が加わった程度だった
それでも新生乃木坂の門出としては十分な4日間だったと思う
4日間通した所感も踏まえて、いつものようにポイントを絞って考察していきたい

なお神宮初日2日目3日目と被るところは省略するので、良かったら以下の記事もご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day3 2023/8/27

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
3日目まで同様、割と保守的だけど良い構成だった

3.振り返りポイント

①松尾美佑について

連日記事にしてきたが、パフォーマンス面でのMVPは間違えなく彼女だと思う
パワフルなパフォーマンスは4日連続で見ごたえがあった
しゃべるとふにゃふにゃなキャラも魅力満点だし、いつか表題のセンターとかもやってほしいな

②山下美月MCについて

美月のMCはかなり今日も心に刺さった
「乃木坂は孤独を孤独にさせないグループ」という言葉はよくグループの性質を表していると思うし、この後のグループを規定する方向性にもなるのではないか
久保ちゃんももちろんだが、彼女の言葉もかなり力があると思う

③夏のツアーの評価について

今回の夏のツアーの評価について、考えてみた
グループとしてツアーで達成すべきだったものは以下の三点にあるように思う

  • 大エースに据えるべき井上和を中心にツアーを完走すること
  • 先輩たちもなしえなかった神宮4日間を完走し、自信をつけること
  • 新生乃木坂を感じさせる勢いのあるライブにすること

〇大エースに据えるべき井上和を中心にツアーを完走すること
これは美月や久保ちゃん含めて負荷を分散することで、うまく達成したと思う
ここ三日間は美月が最後に退場していたが、最終日である今日はなぎちゃんが最後に退場したのもきちんと次世代へのバトンタッチがされたようでよかった

〇先輩たちもなしえなかった神宮4日間を完走し、自信をつけること
これもきちんと達成されたと思う
僕たちは現体制でも完走できるとわかっていたけど、実際に先輩なしでもやっていく自信がついたように思う
梅ちゃんが最後に「私たちが乃木坂です。私たちが最強です。」と叫んだのが何よりの収穫なのだろう

〇新生乃木坂を感じさせる勢いのあるライブにすること
概ね達成されたと思う
実際に初日の投稿を見ていただけるとわかると思うが、かなり3期生中心に気合の入ったライブだった

ただここで概ねとしたのは、見ている側への届け方に問題があったと思う
正直全く同じ展開で4日間見ていると途中で飽きるのだ…
とはいえアンダーブロックのようにそれを吹きとばす勢いがある曲ばかり披露すると、スタミナが持たないだろう
個人的には配信を4日間でなく、1日に絞るのが正解だったように思うがどうだろうか

④最後に

いつから「人はね、限界だと思ってからもうちょっといける」という言葉は名言風になっているのか…
ただ飯食ってただけなのに…笑

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day3 2023/8/27

1.全体の感想

良いライブだったと思う
ただ初日2日目とほぼ同展開で、曲の入れ替えが多少あった程度だった
ということで今回も新たな考察要素は少なめだが、いつものようにポイントを絞って考察していきたい

なお神宮初日2日目と被るところは省略するので、良かったら以下の記事もご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
2日目まで同様、割と保守的だけど良い構成だと思う

3.振り返りポイント

①アンダーパートについて

以下の宮城公演の記事でも書いていたが、3日連続で見ても今回のアンダーパートはかなりクオリティ高くて見入ってしまう

将来のエースになるであろう5期生たちと、磨き上げたパフォーマンスに定評がある3・4期がばっちり嚙み合って、抜群の存在感を誇るみゆちゃんが締め上げる…
『踏んでしまった』『錆びたコンパス』『Hard to say』3曲とも至高の仕上がりで、このライブでアンダラ行きたいと思った人も少なくないのではないか

②先輩からの継承について

どうも日別にMCのテーマというものがあるのではないかと感じる
初日は仲間との時間、二日目はファンへの感謝というとこなら、三日目は先輩からの継承と変化だろう

なぎちゃんは乃木坂を引っ張ってきてくれている3・4期生への感謝と自分たちだけの色を探す決意を述べ、美月は後述の通り引き継いできた乃木坂の空気感について触れていた
ラストの久保ちゃんMCはかつて先輩から自分たちが言われていたように、「後輩たちを全力で守りたい」という思いを語っていた

正直なぜこのタイミングでこれらのテーマをぶつけてきたのかなど内容自体はまだ消化しきれていない部分が多いので、もし考察が深まれば別途記事にしていきたい

③船長・山下美月とその挑戦

これは配信を3日連続で見ているため仕方ないことではあるのだが、さすがに3日同じ構成となると飽きる…
それでも今日の『設定温度』前の美月のMCは聴きごたえがあった

内容としてはざっくりと「先輩たち含めて築き上げた乃木坂の空気感が好き」「それでも今のメンバーをひとりひとり愛してほしい」という内容だった

この内容は結構深く突き刺さるものがあった
私自身乃木坂のストーリーを考察するのをライフワークとしており、その観点では確かに1期生/2期生を中心とした乃木坂の延長線上に現在の乃木坂を見ている部分がないとは言えない
そしてこの空気感があるからこそ乃木坂は安泰だと思っている
ただそれは自分たちが現在のメンバーからみると自分たちが見られていないということともとられられ、半分嬉しくも半分は寂しいことなのかもしれない…

これを打破するにはなぎちゃんも言っていたが空気感を保ちつつも「自分たちの色」を出すことが重要となる
しかしこの挑戦はなかなかに難しい
多くのファンは現在の乃木坂が好きでそれ以上の変化の需要がないので、むしろ「自分たちの色」を出すことがマイナスに作用する

それでも私は船長・山下美月が掲げた挑戦を応援したい
神宮初日から気合が入っている彼女たちの姿を見ていたら可能性あるんじゃないかとすら思う
僕は彼女たちを信じたい

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25

1.全体の感想

3期を中心に良いグループになったなと思えたライブだった
飛鳥ちゃん卒コン後に諸々ごたごたがあったので多少なり心配していたが、全くの杞憂であった
また演出の変化も懸念されたが、むしろ平場のライブとしてはかなり良かったのではないか

また地方公演については宮城公演のday2に参戦していたが、まだ記事が投稿できていない
これは筆者が宮城公演後、某感染症の影響でダウンしていたためである
どうにかこの4日間のどこかで記事をアップ出来たら…とは考えているので、遅くなってしまいましたが地方公演振り返りを兼ねて読んでやってください
※8/31追記:宮城公演の記事を投稿しました。以下の記事からご確認ください。
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)宮城公演Day2 2023/8/15

以下、いつものようにポイントを絞って考察していきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
夏曲を皮切りに、ユニットゾーンと続いた後はアンダー曲や期別楽曲の間に新曲・ライブ定番曲を混ぜる構成だった
よく考えると今まであまりなかった構成だったように思うが、とはいえそんなに違和感もなかったし、逆に目新しさもそれほど感じなかった
内容も夏のツアーでしかできないであろう特別な演出(昨年でいうトリンギョコーナーや大きなキャンプファイヤーなど)があったわけではなく、むしろ夏のツアーとしては保守的な構成だったように思う

なお地方公演と比較すると大枠としては変わっていなかったが、ところどころ変更点があったように思う
後述するがこの神宮ならではのアレンジに個人的にはとても好感が持て、平場としてはかなり満足感があるライブに仕上がったように思う

3.振り返りポイント

『設定温度』

神宮で追加されたこの曲が、今日のハイライトだった
梅ちゃんの曲前MCでも言及されていたが、この曲は神宮で初披露され3期生が初めて先輩と歌った曲である
この曲を1・2期生がいなくなって初めてのツアーの神宮で持ってくるのは、全体を通してよく考えられた構成だと思う

また当時1期生が歌っていたパートを3期生が歌い、それに4期・5期が順に加わっていく演出が当時を知っているものとしては本当に感涙ものだった
3期生が中心となった新生・乃木坂の象徴となる1シーンだったように思う

②3期が引っ張った初日~象徴としての『人は夢を二度見る』

『設定温度』も含め、初日の今日は3期生が引っ張った印象がとにかく強かった

まずライブ冒頭から梅ちゃんが力入りまくってたのよ
気合が入りすぎてるのかMCカミカミだったのはご愛嬌…笑
前任者もそうだったので気にしないことにしましょう
それでもあそこまでキャプテンが気持ちが入っていると、ついていきたいと感じるものですよね

今やグループを引っ張る立場である久保ちゃんや美月もいつも以上にバッキバキだった
(もちろんここであえて名前を挙げなかった他の3期も素晴らしいパフォーマンスだった)
だからこそ今日のライブの最後が定番の『乃木坂の詩』でなく、『人は夢を二度見る』だったのも納得である
これからこのグループを引っ張る二人がセンターとして歌う曲だからこそ、ラストにふさわしくあえて持ってきたのだろうと想像する

③4・5期への伝播~乃木坂らしさの再継承の現場にて

久保ちゃんがラストのMCで「客観的になれないから、自分が見てきた大きな背中に追い付けているかわからない」という旨の発言をしていた
私は以下記事の9thバスラのころから乃木坂のパフォーマンスや空気感を3期生がきちんと継承できていると思っているし、今日も全く遜色がない良いライブだったと思う
・2021/05/09 乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE 3期生ライブ

というかそれは4期生や5期生にも伝わっているんじゃないかな
なぎちゃんやあやめちゃんが涙ながらに素晴らしい仲間とともに活動していきたいと話していたのは、少なからず3期生がトップに立っているからだと思う
こういう風に1・2期生から3期へ伝わってきた空気感が、今まさに4・5期生に伝播していく様子はとても平場のライブとは思えない充実感だった

やはり3期生を中心にいいグループになってきているなと改めて思えた神宮初日だった
きっとみられなかった地方公演でもよい時間を過ごしてきたんだろうな

考察:乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE (10thバスラ)Day2 2022/5/15

1.全体の感想

ぶっ飛ぶほど豪華な10周年バスラ2日目だった
卒業生オールスターが勢揃いし、しかもまいやんの『ガールズルール』煽りをはじめそれぞれが一番輝く形でもう一度見られるなんて夢のようだった
しかもOGだけが光ったのではなく、運営と現役メンバーの覚悟が伝わる神ライブだった

以下ではいつものようにポイントを絞って振り返っていきたい
なお今回は現地観戦でリピート配信見ていないので、詳細あやふやな部分もあるがその分現地ならではの観点でもレポートしていければと思う
また一日目と被る演出も多いので、良かったらDay1の考察記事も読んでみてください
考察:乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE (10thバスラ)Day1 2022/5/14

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
Day1同様2017年以降の代表曲を中心とした、10周年に相応しい正統派なセットリスト・演出だったと思う

3.振り返りポイント

①豪華すぎる卒業生

昨日の生駒ちゃん・まりか登場も本当に嬉しかったが、今日もえらい豪華なOG参戦だった
『帰り道は遠回りしたくなる』で出てきたなあちゃんに始まり、『しあわせの保護色』冒頭で出てこないとフェイントをかけてからラスサビで途中参戦しそのまま『シンクロニシティ』までバキバキに踊る白石さん
舞台期間&他事務所だから絶対に来られないと思っていたが、なぜか参戦してしまう相変わらずの鉄人いくちゃん
しまいにはアンコールにさゆりん・かずみんまで登場し、まさにオールスター勢揃いだった
昨日の流れもあって今日も卒業生誰か出てくるかなとは思っていたけど、ちょっと豪華すぎやしませんか

しかもそれぞれがあのころと変わらず、僕たちが一番見たかったものを見せてくれるのも本当にうれしかった

  • なぁちゃんが真夏と『帰り道は遠回りしたくなる』で少し恥ずかしそうにクルクルしたり、与田ちゃんと仲睦まじそうに寄り添って歩いたり(しかも与田ちゃんはコロナ陽性からギリギリ復帰できたという奇跡!)
  • いくちゃんが真夏とタイトハグ。相変わらずの真夏大号泣。
  • さゆりんは設楽さんとライブ見ていたことを嬉々として語り、それに設楽さんは「ハフーン」で日村さんは「バルシャーク」のポーズで応える
  • かずみんがMCで噛み倒す…笑
  • そしてまいやんが『ガールズルール』冒頭で煽っている…。

こんな夢のような光景がまた見られるなんて、10万円払っても価値があるライブだと思う

②全体構成と『他人のそら似』

一部の最近の曲(うろ覚えだが、『僕は僕を好きになる』以降か)を除いて、会場では昨日同様メンバーが踊っている裏で過去のライブやMVの映像を一部のモニターに流し現在のメンバーとオーバーラップさせるという演出がとられていた
改めて一つ一つの映像から「あの頃」を振り返れるし、それがうまく継承されていることも伝わる良演出だった

そしてこちらも昨日同様、『他人のそら似』でこの構成が回収されることとなる
過去楽曲の印象的な部分を再構成してこの曲の振付がつけられているが、そこに原曲のライブ映像を重ねることで10年の流れを感じることができるまさにバスラらしい演出だった
この乃木坂の歴史を積み上げていくような演出の最後に来る歌詞が「君は君だよ」なのは、すごく乃木坂らしくて好きだった

③アルノ復帰後初の『Actually…』

アルノちゃん復帰後初の『Actually…』披露がこのバスラだった
どうなることかと思っていたのだが、ゴリゴリの映像演出が入っていてメンバーのパフォーマンスより演出の格好良さに焦点が当たった形になっていた
それ故に46時間テレビのときのような、アルノちゃんに特別焦点があたるパフォーマンスには見えなかった

私個人の感想としては、初めて見た時のような「怖さ」や「危うさ」はかなり薄れたように感じた
パフォーマンスで魅せるということは「危うさ」を(もちろん同時に甘美な魅力も)孕むが、このようにゴリゴリ演出で押し切るのであれば、パフォーマンスレベルの高低なんて正直そこまで問われない

ただ曲として果たしてこの方向で良いのかという疑問は残る
パフォーマンスにこだわる層には響かないように見えるし、曲への思い入れなどにこだわる乃木坂ファンにもメンバーの個性を殺す方向に働くこの曲が響くとも思えない
結局のところ「なんとなく格好良い」暗いが落としどころになるのだろうか…
また夏の全国ツアーとかでも披露されることはありそうなので、引き続きウォッチしていきたい

ちなみに『Actually…』が持っていると思っていた「怖さ」や「危うさ」については下記の記事で詳細解説している
考察:『Actually…』なぜ乃木坂史上最大の問題作なのか

④2日にわたる『制服のマネキン』から見えたもの

あまりにも豪華なOG登場パートにはまだ負けてしまうかもしれないが、それでも今日のライブのハイライトと私がしたいのは『制服のマネキン』である

「これからの彼女たちも、間違えなく美しい」

上記のフレーズから始まったのは、なんと前日に生駒ちゃんセンターでこれ以上ない盛り上がりを見せた『制服のマネキン』であった
センターは間違えなくこれからの乃木坂を引っ張っていく遠藤さくら
昨日に勝っていたとは言えないが、引けを取らない気合の入り方は過去の威光に負けたくないという宣戦布告にみえた

このバスラはOG参戦にとにかく湧いた2日間ではあったが、この『制服のマネキン』のパフォーマンスをはじめ現役メンバーの覚悟が見えたライブでもあったと思う
美月のMCの「今がピークにならないように」という発言もその象徴であろう
さくちゃん・美月というこれからの乃木坂を引っ張っていくであろうダブルエースからその決意が見て取れたのは、このライブで最も嬉しかったことかもしれない

そしてこれはメンバーだけでなく運営側も腹を決めているように見える
この2日間にわたり錚々たるOGが参戦したが、そもそもこの段階で全員呼ぶ必要があったのだろうか?
せいぜい1人2人呼ぶだけでも話題性という意味では十分だっただろう

正直今回来たメンバー以上に、復活したときに話題となるメンバーはいないのではないか
(正確に言えば、橋本さんがいるけど一般人に戻ったし流石にね…)
そのカードを出し惜しみせずに全員使い切ったことで、これからは今いるメンバーと戦うという覚悟が見て取れた

「これからの彼女たちも、間違えなく美しい」
改めてこの言葉をかみしめ、彼女たちの11年目に期待したい

2022/3/15 乃木坂46の「の」 presents 「の」フェス

1.全体の感想

乃木坂46の「の」の番組から飛び出したイベント
明るく楽しいイベントだったし、久々に乃木のの聴こうかなと思ったので文化放送開局70周年記念としては大成功のイベントだったのではないか
こういったただ楽しいイベントを考察するのはナンセンスなのかもしれないが、気になった演出のポイントを振り返っていきたい
なお今回は現地観戦でリピート配信見ていないので、詳細あやふやな部分もあるがその分臨場感を伝えられればと思う

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
ラジオ企画を生で行うMCパートはもちろん、ライブパートも乃木のののBGMで使われている楽曲をやったり、歴代MCがセンターを務めたりなどらしさ満載のセットリストだった

3.振り返りポイント

①「乃木のの 勝手に選抜!」

MCパートの中から、大人気勝手に選抜企画を事前予想とともに振り返っていきたい
(人狼考察含めて最近予想屋みたいになってきてるな…笑)

妹選抜
〇フロント5人事前予想…岩本 蓮加、掛橋 沙耶香、柴田 柚菜、筒井 あやめ、与田 祐希
やはり各期の最年長は強いのでれんかちゃんとあやめちゃんは予想
また甘える印象が強いさやかちゃん、ゆなちゃんも順当か
最後一枠は飛鳥ちゃんとよだちゃんで悩んだが、飛鳥ちゃんはさすがに大人になったのでよだちゃんと予想
〇正解…柴田 柚菜、遠藤 さくら、筒井 あやめ、岩本 蓮加、与田 祐希
まさかのさやかちゃん落選!
(推しということもあるが)一番最初に予想したくらいなのに…
ただ甘えるさくちゃんの破壊力は相当なものなので、なるほどといったところではある
あやめちゃんがセンターもMCやってることもあってまあ順当ですね
〇個人的妹にしたいメンバー…梅澤 美波
いい女梅澤美波が自分の前では妹というシチュエーション、とてつもなく良いと思うのだがいかがだろうか
1位発表前にいろんなメンバーにいじられて「私かな?」みたいな茶番をやってたけど、割とマジで良いと思うんだよな

あざとい選抜(秋元真夏さんは除く)
〇フロント5人事前予想…山下 美月、掛橋 沙耶香、柴田 柚菜、田村 真佑、早川 聖来
真夏さんは殿堂入りとのことだが、この人も殿堂入りで良いだろうという山下プロはまず当確だろう
ほかには先ほど同様甘える印象が強いさやかちゃん、ゆなちゃんはこちらでもランクイン予想
「愛が足りひん」せいらちゃんと「天性の甘えボイス」まゆたんも間違えないはず
〇正解…齋藤 飛鳥、柴田 柚菜、山下 美月、田村 真佑、早川 聖来
またしてもさやかちゃん落選!
飛鳥ちゃんはかなり癖のあるタイプのあざとさなので二列目予想だったのだが、こんなに強いとは
そしてセンター山下プロはさすがの貫禄だった
めちゃくちゃ良席だったから肉眼で見られたけど、見た目も仕上がりすぎてて(生で見たアイドルで一番感動したかもしれない…)惚れてしまう…

②3期の安定感

46時間テレビから感じていたことだが、3期生に1期生が持つような抜群の安定感が出てきたように思う
前述の妹選抜一位発表時の茶番を3期生主導で始めるなど、アドリブまで始めるのは芸達者すぎる…
順調に乃木坂の王道を歩んでいく3期生に今後も目が離せないと思った

③『Actually…』~46時間テレビスペシャルライブと比較して

46時間テレビのスペシャルライブ考察で乃木坂史上最大の問題作と表現したこの楽曲には触れざるを得ない
当時の考察は↓から
2022/2/23 10th Anniversary 乃木坂46時間TV スペシャルライブ

センター不在(個人的にはフォーメーションが目まぐるしく変わるダンスゆえに、飛鳥・山下のダブルセンターというより不在に見えた)ということもあり、かなり印象は変わった
高度なフォーメーションダンスではあるが、46時間テレビで見たような攻撃性というよりしなやかさを強く感じた
センターありきに見えた46時間テレビのパフォーマンスから、核が抜けても短期間で再構成できる乃木坂は改めて流石だなと思った
(なお一人であれだけ空気を変えられるアルノちゃんもえらい才能の持ち主だなとも思う)

しかしこの曲に内在する、「乃木坂が壊れるかもしれない」という危うさは全く消えていないと思った
このテーマは他のアイドルグループとも比較しつつ語りたい根が深い問題なので、近いうちに筆を改めて『Actually…』考察として投稿したい

2022/2/21 10th Anniversary 乃木坂46時間TV 人狼ゲーム第一夜2戦目

0.はじめに

前回に引き続き、46時間テレビの乃木坂人狼第一夜2戦目を考察していきたい
他のゲームやライブ考察については↓からどうぞ
2/21第一夜1戦目
2/22第二夜1戦目
2/22第二夜2戦目
2/23ライブ考察

今回も前提として私がどのように本コーナーを見ていたかを共有するが、1回目の記事を読んでくれた方は読み飛ばしてください
以下のように極力役職情報を見ずに、出来るだけプレイヤーと同じ情報量になるようにしている

  • 画面下部の役職画像は紙で隠して映像を見る
  • 最初の役職公開は音声のみ聞く

唯一待機メンバーの会話で役職がわかってしまう可能性はあるが、極力可能性排除したやり方になっていると思う
以下展開を復習しながら、リアルタイムでの私の予想と戦略を考察していきたい

1.基本ルール

こちらの記事をご参照ください

2.今回の役職

人狼(2名)、占い師・霊媒師・コスプレイヤー(各1名)、市民(残り全員)
※コスプレイヤー…夜のターンで誰か一人を人狼の襲撃から守ることができる。ただし、自分自身や同じ人を2日続けて守ることはできない。また占い師や霊媒師の鑑定では「人狼」となる。(「騎士」の鑑定結果が人狼になるもの)

3.参加メンバー

  • 山下美月
  • 伊藤理々杏
  • 阪口珠美
  • 佐藤楓
  • 中村麗乃
  • 向井葉月
  • 吉田綾乃クリスティー
  • 与田祐希

4.1日目昼段階の当初予想

このゲームは全くわからなかった…

5.展開

この章ではゲームの展開と投票行動、気になった言動を紹介していきたい
なお括弧内は筆者の感想である

1日目昼 追放→れのちゃん

トーク内容
・あやてぃー「占い師の人?」
(1ターン目に積極的に動き出す人は乃木坂人狼だと普通の市民の傾向があるように思う。特にだれか特定の人を追放しようという意図が見えない場合は。根拠としては弱いけど。)
・りりあ「(役職を)言えない…。何かあると言っているようなものだけど。」
(どの役職かまで踏み込まないのでなんとも言えない…。)

投票
山下→あやてぃー
りりあ→あやてぃー
たまちゃん→れのちゃん
でんちゃん→れのちゃん
れのちゃん→りりあ
葉月→れのちゃん
あやてぃー→たまちゃん
よだちゃん→たまちゃん
(完全ランダムだろうし、れのちゃんは運がなかったね。あやてぃー怪しいところなかったし市民といったん仮定し、あやてぃーを刺した人を重点的に観察したい。)

1日目夜 襲撃→葉月

(葉月が指してたのはれのちゃん。これは情報得られねえか。あとモニタリング席の声でれのちゃん→占い師とわかってしまった…。)

2日目昼 追放→山下

トーク内容
・よだちゃんが眠そう…
(役職ありだと多少緊張すると思う。これはノーマル市民では。)
・りりあ「占い師がいたら、れのちゃんの次に一度目の投票で多かった人(たまちゃん・あやてぃー)を占うのでは?」
(一回目の投票なんてランダムだからたまちゃん・あやてぃーが怪しいとはならないだろうし、なんか誘導臭い…。かなり根拠としては弱いけど、初回投票があやてぃーだったこともあり自分が入れるならりりあかな。)

投票
山下→たまちゃん
りりあ→あやてぃー
たまちゃん→よだちゃん
でんちゃん→山下
あやてぃー→山下
よだちゃん→山下

2日目夜 襲撃→でんちゃん

上記によって人狼と市民側が同数に

6.結果

人狼側勝利。役職は以下の通り。

  • 人狼…りりあ、たまちゃん
  • 市民…葉月、あやてぃー、よだちゃん
  • コスプレイヤー…でんちゃん
  • 占い…れのちゃん
  • 霊媒師…山下

7.戦略

市民側
全体として薄い根拠の中戦うハードな展開だったと思う
情報があまりにも少なく、戦略から人狼サイドを炙り出すのは難しかった
個人的に2ターン目でややりりあが怪しいかなと思ったが、確証は全くないレベルで説得にも行けないと思う…
ただゲーム後にモニタリングメンバーから指摘されていたように、りりあが無意識でたまちゃんと自分を「うちら」と発言したり、カードが配られたときたまちゃんがカードをガン見してたなど行動分析から絞ることはできたのかもしれない
(私は全く気がつかなかった…)

人狼側
1日目昼に占い師のれのちゃんを追放できたのはラッキーだった
その後の1日目夜に葉月を襲撃したのはgood choiceだったと思う
葉月は初回投票で追放されたれのちゃんをさしていて、誰からもさされていなかったことから情報を市民側が探るのが難しくなった

2021/08/22 真夏の全国ツアー2021 福岡公演Day2~大園桃子卒業セレモニー

1.全体の感想

桃ちゃん卒業おめでとう!
ライブになるとスイッチが入ったようにキラキラした笑顔を見せてくれて、誰よりもアイドルだなあと思ってました
そんな桃ちゃんが見られなくなるのは本当に寂しいけど、幸せな生活を送ることを祈ってます
さていつものように今回も気になった演出を振り返っていきたい

2.振り返りポイント

①本編構成について

曲こそ一部を除き変わったものの、ライブ本編の構成はDay1同様アンケート上位の曲をやっていた
詳細はDay1の記事をご覧ください

②大園桃子について

3期生ライブで思ったことだが、3期生は「後から乃木坂になった者たち」だと思っている
3期のセンターである彼女はその喜びと苦しみを誰よりも知っているのだろう

MCで象徴的だったのは真夏やきいちゃんが桃子にかけていた「5年間いてくれてありがとう」という言葉だった
自分の方が長い期間いる先輩からかける言葉としてはやや不自然なように思えるが、それだけの苦悩を目の当たりにしてきたからこそありがとうという言葉につながったのだろう

またもしかするとこの苦悩はセットリストからも読み取れるのではないか
アンコールで演奏された『孤独な青空』『転がった鐘を鳴らせ!』はやや意外性のあるチョイスであったが、苦しさを歌った曲と考えれば納得がいく

これだけの苦悩を抱えつつ、乃木坂46に本当の意味でなってくれたことには感謝しかない
そして乗り越えた今、晴れやかな笑顔で「乃木坂46が大好き」と語っていた姿がとてもまぶしく映った

③やさしさとは

今回のクライマックスはこの曲だろう
何よりも飛鳥が語ったこの言葉が印象的である

「乃木坂も悪くないな」
桃子があの言葉を言った時の気持ちが痛いほどよく分かりました
あんなに近くにいたのに「乃木坂っていいな」って思わせられなかったのが心残りでした
力不足な先輩で本当にごめんね

ドキュメンタリーで「乃木坂も悪くないな」と答えていたのを見て私は少し安心していたのだが、まさかこんな裏側があったとは…
この裏に流れていた『やさしさとは』がいつもより心に響いたのは言うまでもない

④ 他人のそら似

ここからは本論とはかなりずれるが感想を続ける
どんだけこの曲にハマってるんだよと思いつつ、Day1に続き考えたことがあるので聞いてほしい

乃木坂の本質を突いた楽曲がなぜ『他人のそら似』というタイトルなのか
ふと疑問に思ったので語義を改めて調べてみた

他人のそら似
血筋のつながっていない者が偶然によく似ていること。

これは誰と誰が似ていると捉えれば良いのかと考えたのだが、メタ的に捉えるとメンバー同士なのではないか
そしてこれは顔つきというより雰囲気の話ではないか
乃木坂は優しい空気感を全員が共有していることに異論はないだろう

正直考えすぎな気がしなくもないが、ここまで考察を掻き立てること自体が名曲であることの何よりの証左だろう

⑤キャプテン問題

ここからは本当に本当に個人的な感想である
真夏さんが卒業した後のキャプテン誰にするんだろうとずっと思っている
巷では玲香ちゃん卒業の時から梅ちゃんが有力とされていたが、もしそれなら玲香ちゃん卒業の時にそのまま就任すれば良かったし何より真面目すぎて潰れそうと思わないでもない…

今回のライブを見ていて思ったのだが、僕は美月を推したい
人の心に刺さる言葉を話せるし、いい意味のゆるさ・突っ込みやすさが乃木坂のキャプテンっぽいなと思った
どうだろうか?

2021/05/09 乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE 3期生ライブ

1.全体の感想

「私たちが乃木坂だ!」
そう言わんばかりの乃木坂らしさ溢れる素敵なライブだった
まさか3期ライブで泣くとは思わなかった…

2.振り返りポイント

①ライブ前の3期生のイメージ

ライブを振り返る前に3期生のイメージについて話しておきたい
公演前、最も展開が読めなかったのがこの3期生ライブだった
堀ちゃん卒業という一大イベントがある2期はもちろん、1期が安定感・4期がフレッシュさを押した展開になるのが予想された 
しかし3期生は各個人としては魅力的だが、全体としてのカラーが見えなかったのでほかの期と比べた時見劣りするのではないかとやや不安だった
しかしこれは完全に杞憂であった
以下では気になったポイントを振り返っていきたい

②衣装パート

冒頭のVTRから序盤にかけては衣装をクローズアップした演出が印象的であった
最初はなぜ3期生ライブに入れたきたのか不思議だったが、3期生の衣装についての思い入れを聞くにつれて納得感が生まれた
ファンであった時期が長く、またメンバーとしても4年以上活動している3期生はどちらの視点からも衣装を見るとこができるのである
・ファン目線→久保ちゃん「私が愛した乃木坂らしさ。」
・メンバー目線→桃子「このグループにいるのも悪くないなと思った時に来てた衣装」
私は残念ながら衣装に疎いのだが、好きな人には刺さる演出だったと思う

③『白い雲にのって』

「誰一人欠けることなく今日のライブを迎えた3期生」というテーマはどこかで出てくるだろうと思ったのだが、こんなに綺麗な形で出てくるとは!
5thバスラの映像とのオーバーラップは、5thを見ていた身からするとエモすぎる…
これぞ配信であることを活かした神演出だと思う

④ほかの期の曲

『Out of the blue』『アナスターシャ』『Against』を披露していたのも印象的だった
特に後半2曲を歌い継いでいくのは大変過ぎると思う
それでも久保ちゃんのインタビューにもあったように、尊敬の念を持った後輩が受け継ごうとしている様子は本当に応援したい

⑤懐かしい感覚

3期生ライブを見ているうちにとても懐かしい感覚に襲われた
それはまさに私が見てきた乃木坂のライブのものだった
1期のメンバーがまだたくさんいた2015年頃からライブに行くようになって、そのころは現在ほど安定感はなかったもののとにかく熱量があったように思う

今日の3期生のパフォーマンスからはその熱量が伝わった
(補足しておくと昨日の4期ライブに熱量がなかったわけではない。ただ4期は熱量よりもわちゃわちゃ感を強く感じたので、3期ライブの方がかつての乃木坂の雰囲気に近いと感じた。4期は4期で好きです。)

セットリストが3期曲→乃木坂全体の代表曲と進んでいったのも後押しして、普通の女の子たちが乃木坂46になっていく過程を見ているようであった

1期が成熟しきった今、もう一度この感覚を味わえるとは!
確かに乃木坂らしさが継承されていることがビンビンに伝わったライブだった

⑥3期生とは

冒頭で3期生の期全体としてのカラーがわからないと言っていた
しかしラストの『思い出ファースト』を見て彼女たちの若かりし日々を思い出すとともに、その答えが少しわかった気がした

3期とは「乃木坂46になったものたち」なのである

1・2期が作り上げた乃木坂46にあとからなろうとするのは並大抵のことではないと思う
それを立派に成し遂げた彼女たちに最大限の賛辞を贈りたい

ただ残念ながら私は(というよりは多くの1・2期ファンもだろう)この過程に明るくない
そこでこの「乃木坂46になったものたち」というテーマで3期生のドキュメンタリーを見たいと思った
1・2期のサポートとかも描けて良い作品になると思うんだよな

⑦山下美月のブログ

私はライブ後に読んだのだが、ライブ前に上がった美月のブログがとっても示唆的であった

https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/61478

「今回のライブ各期によって雰囲気が全然違うと思うのですが私たちは王道の継承なのではないかなと思っています」
「3期が入ってから乃木坂は~という声ももちろん聞いてきました それでもずっと乃木坂にこだわり続けてきた私達だからこそできるライブにしたいです」

ライブ前なら話半分に聞いていたと思うのだが、まさにこの思いが伝わるライブだった

⑧久保史緒里について

ここからは考察ではないただの感想なのだが、久保ちゃんの言葉のチョイス最高すぎる…
今日に限ったことじゃないけど、「私が愛した乃木坂らしさ。」とか『アナスターシャ』前のVTRでの言葉選びとか全ての言葉が美しすぎて鳥肌が立つ
こういう人になりたいな