0.はじめに

みなみちゃん、卒業おめでとう!
そして10年間ありがとう
生生星としての華々しいデビューから、一度選抜落ちを経験し可愛いの天才として再度選抜に戻ってきた本当にタフな乃木坂人生だったと思います
今後のみなみちゃんが幸せでありますように

1.全体の感想

奇をてらわず、オーソドックスな卒業コンサートだったと思う
おおむねファンが望んでいる展開だったんじゃないかな
以下、ポイントを絞って振り返っていきたい

2.セットリスト

こちらサイトをご参照ください
『ここじゃないどこか』をやらないのは意外だったけど、ほかは期待通りだったと思う

3.振り返りポイント

①見たいものが見れた構成

先述の通りかなりオーソドックスな構成で多くのファンが見たいポイントを押さえていたと思う
例えば『ロマンティックいか焼き』は葉月ちゃんが乃木中で「みなみさんとペアで踊りたい」と言ってからいつかは見たいと誰しもが思っていたと思う
また当然葉月ちゃんとのペア曲『無口なライオン』もエモかった

なかでも一番のハイライトは飛鳥ちゃんとの『制服を脱いでサヨナラを…』だろう
結成当初次世代と呼ばれた二人がその次の世代にバトンを渡すさまは一時代の終わりを感じた
それにあまり感情を二人がこらえきれず泣き出してしまうのは感動だった

あとみなみちゃんの「いい子」感もライブ・MCともシンプルな構成ゆえに目立ったと思う
みなみちゃんが優しいねと言われた問いに「みんなが優しかったから優しくなれた」と言っていたのは、とても乃木坂らしくて印象的だった

②タフな乃木坂人生

ほかに印象に残ったのは、案外タフな乃木坂人生だったように思う
(お姉さんたちに甘やかされている印象も強かったので尚更)

アンコールのMCでも言っていたが、生生星として「天才・生田」「主人公・生駒」とともにフロントに立つのはなかなか厳しいと思う
おそらく年齢が近いメンバーの中から抜擢されたのだろうが、可愛い一本槍だったこともありこの二人と比べるとそりゃ劣等感にさいなまれるよなあと…
それだけでなく『バレッタ』では選抜落ちも経験し、これで腐らなかったのは普通にすごいと思う

③正直な感想

ただオーソドックスであるからこそ、予想を超えてこなかったのもまた事実である
賛否両論あるとおもうが、演出やセトリの考察を趣味とする私としてはやや不完全燃焼だった
特に先日のまいちゅんのセレモニーがかなり個性的なものだったために、悪く言えばありきたり感がいっそう目立ってしまったように思う…

多少変わった演出としてはみなみちゃんクイズがあったが、意図があるようには思えないんだよな…
本来あまり考察などせずに、ただみなみちゃんの可愛さを味わって終わるべきライブだったのかもしれない
ただ「可愛いの天才」という側面もそこまでフォーカスされなかったので、もう少しやりようはなかったのだろうか…