松尾美佑

考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay3千秋楽 2023/10/1

1.全体の感想

昨日も見ていたから内容はある程度知っていたけど、それでも熱くなれる良いライブだった
以下いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

なお昨日と被る部分については省略するので、良かったらこちらも読んでやってください
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay2 2023/9/30

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください

詳細は昨日の考察記事に譲るが、熱さと緩さのバランス感がとても良くツボを押さえたセットリストだったと思う

3.振り返りポイント

①ジコチュープロデュース(3日目)について

今回一番特徴的な演出はジコチュープロデュースだった
昨日同様、一人ひとり感想を書き残しておきたい
なおアフター配信で1日目のジコチュープロデュースも見ることができたので、こちらは別記事でレビューをアップしたい
※追記:以下記事にジコチュープロデュース全体の振り返りとともにアップしました
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay1 2023/9/29

小川彩『悲しみの忘れ方』『スカウトマン』
やはりこの子はスーパーアイドルだなと思わざるを得ない
『悲しみの忘れ方』はまさかのピアノ弾き語りで、しかもめちゃくちゃ上手だった
『スカウトマン』のヒップホップダンスは経験者だけあって流石
これだけハイクオリティなのを2つもやっているのに、可愛い系も正統派バキバキダンスもできてしまうので末恐ろしい
あーやの魅力は2曲では語れないので、もっともっと見たいと思ってしまった

向井葉月『不眠症』『僕が行かなきゃ誰が行くんだ?』
自分でも言及してたけど、葉月ちゃん本当にダンスうまくなったよなあ
7年間の成長というか重厚感を感じるとてもよいパフォーマンスだった
あと『僕が行かなきゃ誰が行くんだ?』って基本的にはコールがない曲だと思うんだけど、葉月ちゃんのソロで声が震えてしまったときにコールが自然発生してた
これはとても良いコールだなあと感じたので書き記しておく
そもそも特技のギターを封印して、ダンスと歌のみにフォーカスしたことがナイスチャレンジだったと思う
(おそらくいろはちゃんに譲ったんだろうと予想する)
本当にいい子だなあと思うし、応援したくなるよね

中西アルノ『〜Do my best〜じゃ意味はない』『命は美しい』
2曲とも大胆アレンジと圧倒的歌唱力で中西アルノの世界観を築いていた
方向性としては近しいんだけど、これぞ中西アルノという感じなので無理にほかのことをやる必要もないと思う
ただ存在感があまりにも圧倒的すぎるので、今後どうグループとして活かしていくかが結構難しい
うまく生きる場所を作れれば、乃木坂がもう1段階上に行けるくらいの爆発力があるのでどうにかしたい

佐藤璃果『ゴルゴンゾーラ』『ぐるぐるカーテン』
二曲とも可愛いに振り切ったプロデュースだったが、りかちゃんはこの方向性であってると思う
ハロウィン仮装も季節性あって◎
ただ方向性がなおちゃんのジコチュープロデュースとやや被るので、もっとカオス感とか出たら個人的にはもっといいのかなあと思ったりもした

松尾美佑『転がった鐘をならせ!』『大人たちには指示されない』
大トリはもちろんみゆちゃん
個人的に肝は『転がった鐘をならせ!』だったと思う
このアンダラで格好良いパフォーマンスができるのは十二分に伝わったので、弾ける笑顔という別の魅力をアピールできたのはとても良かった
『大人たちには指示されない』に関しては、もはや見る前から約束されている勝利感があった
とはいえ3期生曲を披露するのはレアなので、やっぱり見られてよかったとは思う

余談だが、作戦会議のVTRで後ろのホワイトボードに「松尾、1曲全部アクロバティック」と書いてあったけどいくらなんでもハードすぎるでしょ…笑
いや、見られるもんなら見たいけども、、、

②『日常』前の演出について

昨日触れ忘れたが、『日常』の前にアンダーライブとは何かをメンバーが答えていく演出があった
声が徐々に重なっていくところや光や効果音含めてこれ自体めちゃめちゃ格好良かったのだが、これから一番盛り上がるところに入っていく転換点としてかなり効果的な演出だったと思う
地味に見えるけど、こういうの見ると演出家ってすごいなあと思う

③『口ほどにもないKISS』

半分余談なのだが、この曲王道アイドルソングだしもっと盛り上がっても良いのでは…?
昨日現地でも割とコールまばらだったし、今日の配信でもそんな様子が伝わった
コロナ期真っただ中の楽曲はコールが確立されていないから、難しいんだけどなんとかならないかなあ

④松尾美佑について

最後に今回の座長について触れたい
全国ツアーのアンダーブロックから今日のアンダラ千秋楽まで、ずっと引っ張ってきたからまずは本当にお疲れ様でした
事あるごとにこのブログでも触れてきたけど、本当にこの夏の彼女は魅力に溢れてた

今日のスピーチでどんなことを話すんだろうと思っていたが、非常にさっぱりとした顔でニコニコ語っていたのが印象的だった
史上最大のアンダーライブをやり遂げた達成感と仲間への感謝からくるものなのだろう
個人的にはすごく好感が持てた

ただし評価としては少し難しいかもしれない
彼女は終始ニコニコなこともあって、頼もしく強そうに見える側面もあったと思う
乃木坂で人気が出る子って何かしらの庇護欲を掻き立てる要素があるんだけど、ファン層に刺さらないかもしれないという懸念が少しある
そういう意味ではすこし弱さも見えた昨日のスピーチの方が内容的にうけるかもなあと、ちょっともったいなくも思った

とはいえ松尾のバキバキダンスとニコニコ笑顔はアイドルの一つの究極形態だと思う
最強アイドルがひとり生まれた瞬間を目撃できたことに感謝して、筆を置きたい

考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay2 2023/9/30

1.全体の感想

思わず今日が千秋楽と錯覚するくらい、充実したライブだった
全国ツアーのアンダーブロックもかなりレベルが高かったのでハードルは相当に上がったと思うが、それを悠々と超えてきた印象がある
以下いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください

アンダー曲に始まり、帰ってきたジコチュープロデュースや全体曲アレンジを挟んで再度アンダー曲に戻っていく構成で、後述するがかなりツボを押さえたセットリストだと思う

3.振り返りポイント

①セトリについて~選抜・アンダー成分の融合

今回のセトリについて、かなりバランスがよくて満足が高かった
その要因は全体ライブに近いお楽しみ成分と、いわゆるアンダーライブらしさがバランスよく共存していたからだと思う

まず前者については、かつて全国ツアーでやっていたジコチュープロデュースをアンダーライブで再度取り入れたり、緩めのVTRが挟まれたりというのがわかりやすいところだろう
ゴリゴリのアンダーライブもいいけど、こういった箸休め要素があったほうが緩急ついて個人的には見やすかった
あとは『Route246』で見られた大胆アレンジも、いままでのアンダーライブではそんなに見なかった印象だがアルノちゃんの圧倒的な歌唱力もあって心が震えた

とはいえ全国ツアー的なお楽しみ成分全振りではなく、アンダーライブらしさをきちんと味わうこともできたライブだった
過去を振り返ると、31stアンダーライブもかなり全国ツアー的な要素が強かったライブだったと思う
・考察:乃木坂46 31stSGアンダーライブ(アンダラ)横浜公演千秋楽 2022/12/19
しかし比較に出すのは悪いが上記考察記事にもあるように、個人的にはアンダーライブならではの熱さが感じられずやや消化不良感を残したライブだった

ただ今回はアンダーライブらしさもびんびんに感じられた
最初と最後の重要なところを激しめのアンダー曲で盛り上げていく感じとか、スピーチも思いがこもっていてとても良かったと思う

なんなら今後この形式をアンダラの型としても良いくらいに感じている

②ジコチュープロデュースについて

今回一番特徴的な演出はジコチュープロデュースだったと思う
これについては各日現地に行かないとフルで見られないことが予想されるため、一人ひとり感想を書き残しておきたい

奥田いろは『君は僕と会わない方がよかったのかな』『Rewindあの日』
一人目はいろはちゃんだった
特技のギターを生かした弾き語りでの『君は僕と会わない方がよかったのかな』は透き通った声でとても良かったし、後述するあーや・なおちゃんとの雰囲気にはちょっと涙すら出た
『Rewindあの日』で見せた妖艶な表情もいい意味のギャップがあった
やっぱりこの子スペック高いなーと思った

佐藤楓『釣り堀』『月の大きさ』
でんちゃんといえばダンスだよなあと改めて思った2曲だった
『釣り堀』のコンテンポラリーダンスは少し意外だったけど、こんなこともできるんだと幅をみられた
あとほんとになあちゃん好きなんだなあと伝わる選曲なので、そこも◎
もう一曲の『月の大きさ』はイメージ通りのバキバキダンスで流石でした

矢久保美緒『醜い私』『甘いエビデンス』
格好良い系と可愛い系でふり幅を見せられたと思う
なかなか披露される機会がない曲なので、選曲含めてセンス良いなと思った
あとはやっぱり『甘いエビデンス』でオリメンの「親友」とおそろいの指輪をつけて出たのは、感涙ものですよね
はよ戻ってきてくれ…、二人のトークが聴きたいのよ

清宮レイ『そんなバカな・・・』『アナスターシャ』
まずは堀ちゃん推し目線だけど、本当に選曲有難う!
まあそんなことは特に意識はしていないんだろうけど、それでもうれしかった
『そんなバカな・・・』はレイちゃんにこの上なく似合ってた、というか今の乃木坂でもレイちゃんにしかできないはっちゃけたパフォーマンスだったんじゃないかな
『アナスターシャ』の英語詩は失敗してしまったようだけど、この曲は何度でも立ち上がって強くなった人たちの曲なのでレイちゃんもいつか立ち上がってほしい

③5期生の成長

以下個別メンバーを掘り下げていくが、今回は取り上げたいメンバーが多すぎて困る…
挙げられなかったメンバー含めて全員魅力的だったのよ

その中でも今回は5期生の成長と変化を感じたライブだった
32ndアンダラでは先輩たちのパフォーマンスが圧巻だったこともあるが少し見劣りする面もあったのだが、今回はバッチリ仕上げてきてた
中でもアルノの『Route246』は楽曲のイメージかなり変えるくらいのアレンジを完全に自分のものとしていて、やっぱりすげえなあと
あとあーやはカッコイイ系から可愛い曲までハイレベルにこなしていて、弱冠16歳にしてさすがスーパーアイドルだと思ってしまった末恐ろしい…

あとはかなり乃木坂らしいパフォーマンスにもなってきたなと思う
『君は僕と会わない方がよかったのかな』であーや・なおちゃん・いろはの三人が見つめあう優しい空気感、これこそがパフォーマンスにおける乃木坂らしさの体現だと思った
きっと先輩たちともかかわってよい時間を過ごせたんだろうな

こうなると選抜組を含めて今こそ5期生ライブが見たいな

④佐藤璃果について

璃果ちゃんってどちらかというとパフォーマンス苦手なイメージがあったのだが、今回表現力がかなり上がっていて魅せられた
特に『ここにいる理由』の不気味な笑みは、オリメンの万理華ちゃんの不思議な表情とは別解釈だけどとても魅力的だった

⑤吉田綾乃クリスティーについて

あやてぃーが頼られているのはよくメンバーから発言で出てきていたんだけど、今日のMCでその一端に触れたように思う
葉月センターの『Against』や『Under’s Love』について、「乃木坂が好きで入ってきた子がいま大事な曲のセンターを背負っているのが嬉しいし誇らしい」というような発言をしていた
これこそ我々が伝えたかった事そのものだし、あやてぃーよく言ってくれたと思った

こういう愛をもって周りを見て、かつ高い言語化能力をもっているあたりが彼女が頼られている理由なんだろう

⑥松尾美佑について

今日配信が入っていていなかったのを残念に思うくらい、今日の松尾は魅力的だった

『日常』『踏んでしまった』のところはいろんな言葉を尽くして伝えてもなんか陳腐化してしまいそうなので、あえてはふれない
夏のツアーで何度もみた松尾センターなのに、見飽きない魅力があった

そしてパフォーマンスはもちろんのこと、今日の松尾のMCは大変心に刺さった
「史上最大のアンダーライブと言えば聴こえは良いけど、プレッシャーでもあった」
「座長を務めた先輩たちをみて、自分が引っ張らないといけないと思ったができなかった」
「それでもみんなが助けてくれた」

決して饒舌とは言い難かったが、それでも思いは良く伝わった
あの何考えているのかわかりにくい松尾が自分の言葉で伝えようとしたことに、本気で支えたいと私に限らず誰しも思ったんじゃないかな
これはおそらくアイドルに一番必要な資質なので、もしこのスピーチが全国に届けられてたらめちゃくちゃ人気出ていたと思う
それだけに今日配信がなかったことが悔やまれる…

それでもこの夏からアンダラにかけて、一番と言っていいほど魅力的でキラキラしていた
配信もある明日の千秋楽で天下を取ってくれ、松尾美佑

(まず見ないだろうからどうでもいいんだけど、松尾さんこの書き方痒くて嫌いそうだな…笑)

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day4 2023/8/28

1.全体の感想

初日2日目3日目とほぼ同展開で、最後に『乃木坂の詩』が加わった程度だった
それでも新生乃木坂の門出としては十分な4日間だったと思う
4日間通した所感も踏まえて、いつものようにポイントを絞って考察していきたい

なお神宮初日2日目3日目と被るところは省略するので、良かったら以下の記事もご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day3 2023/8/27

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
3日目まで同様、割と保守的だけど良い構成だった

3.振り返りポイント

①松尾美佑について

連日記事にしてきたが、パフォーマンス面でのMVPは間違えなく彼女だと思う
パワフルなパフォーマンスは4日連続で見ごたえがあった
しゃべるとふにゃふにゃなキャラも魅力満点だし、いつか表題のセンターとかもやってほしいな

②山下美月MCについて

美月のMCはかなり今日も心に刺さった
「乃木坂は孤独を孤独にさせないグループ」という言葉はよくグループの性質を表していると思うし、この後のグループを規定する方向性にもなるのではないか
久保ちゃんももちろんだが、彼女の言葉もかなり力があると思う

③夏のツアーの評価について

今回の夏のツアーの評価について、考えてみた
グループとしてツアーで達成すべきだったものは以下の三点にあるように思う

  • 大エースに据えるべき井上和を中心にツアーを完走すること
  • 先輩たちもなしえなかった神宮4日間を完走し、自信をつけること
  • 新生乃木坂を感じさせる勢いのあるライブにすること

〇大エースに据えるべき井上和を中心にツアーを完走すること
これは美月や久保ちゃん含めて負荷を分散することで、うまく達成したと思う
ここ三日間は美月が最後に退場していたが、最終日である今日はなぎちゃんが最後に退場したのもきちんと次世代へのバトンタッチがされたようでよかった

〇先輩たちもなしえなかった神宮4日間を完走し、自信をつけること
これもきちんと達成されたと思う
僕たちは現体制でも完走できるとわかっていたけど、実際に先輩なしでもやっていく自信がついたように思う
梅ちゃんが最後に「私たちが乃木坂です。私たちが最強です。」と叫んだのが何よりの収穫なのだろう

〇新生乃木坂を感じさせる勢いのあるライブにすること
概ね達成されたと思う
実際に初日の投稿を見ていただけるとわかると思うが、かなり3期生中心に気合の入ったライブだった

ただここで概ねとしたのは、見ている側への届け方に問題があったと思う
正直全く同じ展開で4日間見ていると途中で飽きるのだ…
とはいえアンダーブロックのようにそれを吹きとばす勢いがある曲ばかり披露すると、スタミナが持たないだろう
個人的には配信を4日間でなく、1日に絞るのが正解だったように思うがどうだろうか

④最後に

いつから「人はね、限界だと思ってからもうちょっといける」という言葉は名言風になっているのか…
ただ飯食ってただけなのに…笑

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)宮城公演Day2 2023/8/15

1.全体の感想

私事ですが、コロナにかかり投稿遅くなってしまいました…。地方公演振り返りを兼ねて読んでやってください。
なお最新の東京公演は以下記事をご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26

演出の変化を感じさせないほど、いつもの全国ツアーだった
(あくまでも楽しいだけの平場のライブなので、今後卒コンとかだと印象変わるかも)
性質上考察要素はほとんどないが、いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
夏曲メドレーに始まり、ユニット曲がつづきその後は選抜曲とアンダー曲、期別楽曲を織り交ぜていた
個人的には夏曲をメドレーで済ませてしまうのは少し味気ない気がしたが、おおむね満足なセットリストだった

3.振り返りポイント

①宮城セキスイハイムスーパーアリーナについて

今回一般販売で入手したチケットでもあったため良席は全く期待していたかったが、案外メンバーとの距離も近く悪くない席だった

というのもこのセキスイハイムスーパーアリーナ、決して大きな会場でないこともあってかスタンドからでも結構メンバーが見えるのである
実際私もスタンド中段くらいであったが、多くのメンバーからレスがもらえたと思う

最寄り駅からも離れているのでアクセスはおそらく全会場ワーストクラスという明確な欠点はありつつも、どの席でも外れはないという点で悪くない会場かもしれない

②『踏んでしまった』と松尾美佑

表題の『おひとりさま天国』も乃木坂の夏曲の中ではかなりライブ映えする方で好きなのだが、それ以上に心を惹かれたのはアンダー曲『踏んでしまった』だった

まずアイドル曲とは思えない、というか最近ロックバンドでもそんなに見ないほどのバッキバキのロックサウンド
変則的なアレンジも癖になり、仮に表題曲だったらかなり話題になってたんじゃないかな

そしてそのセンターのみゆちゃんのパフォーマンスがとにかくエグい
スタイルも映えるし、おそらく乃木坂史上ナンバーワンの身体能力を生かしたダンスはキレッキレ
なにより余裕すら感じる不気味な微笑は、曲の雰囲気もあいまって存在感抜群
正直選抜を食ってしまうレベルで見入ってしまった

こうなると逆に難しいのが、選抜入り問題
林も割と通じるとこがあるが、存在感ありすぎると選抜の端っこにおいておくと不自然なんですよね…
トークも面白いし活躍の場を増やしていっていただきたいが、、、頑張れ、松尾!

③向井葉月について

小会場だと特に思うが、葉月ちゃんのファンサービスはすごいと思う
マジで一人ひとりにレスを返しているのではというくらい丁寧で、いい子感を感じる
訳あって私は西武源田選手のユニフォームをきて乃木坂のライブに臨んでいるのでレスもらいやすいこともあるのだろうが、それを差し引いてもものすごくキラキラして見える

アンダラも行くし、推しではないけどタオルくらい買うこと検討しようかな

考察:乃木坂46 31stSGアンダーライブ(アンダラ)横浜公演千秋楽 2022/12/19

1.全体の感想

真冬の全国ツアーを思わせるライブだったように思う
詳細は後述するが、まずは皆さん結構な公演数お疲れ様でした
いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

なお今回私は配信で鑑賞、かつ横浜千秋楽以外は見られていない
そのため現地勢としては違う反応があるかもしれないが、そこは差し引いて見ていただきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
後述するが結構意外なセットリストだと私は思った
ネットを見る限り評判良さそうだった

3.振り返りポイント

①真冬の全国ツアー?

冒頭で少し話していたが、真冬の全国ツアーを思わせるライブだったと思う
もちろん5都市を回ってたというのは大きいのだが、セットリストも全国ツアー寄りだったと思う
なおツアーのイメージは下記の記事を参考にしていただきたい
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)広島公演Day1 2022/7/23


具体的には

  • セトリが「代表曲→ユニット→リミックス楽曲系→代表曲」(今回はアンダーライブなので、代表曲はアンダー曲を想定)と進行
  • 全国ツアーでよくやる曲のアレンジが結構多い。演出もアンダーライブにしては豪華。金かかってるなあと思った。
  • クリスマスなど季節感入れたコーナー。案外アンダーライブだと見ない気がする。

あたりでツアー感を強く感じた

②座長・中村麗乃について

今回は流石に4期が座長を務めると思っていたので、正直意外な人選だった
人選の理由は結局のところライブ見てもあまりピンと来なかったが、気持ちが出てて良い座長だったと思う

特にグッときたのは悪い成分のラスサビ前のソロ
もっと歌上手くなかったっけと思ったりしたが、逆に気持ちが前面に出てることが伝わり心は打たれた

③松尾美佑について

今回のアンダラでとにかく印象に残ったのがみゆちゃんだった
『満月が消えた』のバキバキダンスや『Am I Loving ?』の甘い感じも良かった
何より『Under’s Love』の女王感はエグかった
30thのときこんな感じでしたっけ…?格好良すぎるやろ

逆に決意表明のゆるさは良くも悪くもみゆちゃんらしいなあと
ほかの会場見られてないのだが、ほかのメンバーとだいぶテンション違うよね多分

いろいろアンバランスで面白くてちょっと気になるメンバーになった

④真冬の全国ツアー~真意~

ここからは人によってはよく思わない話かもしれない
できれば寛大な心で見ていただきたい

冒頭で真冬の全国ツアーと話していたのは、本編ラストのアンダー曲パート以外にアンダーライブ感がそれほどなかったというのもある
これはセトリがツアー仕立てである以上ある程度仕方ない
というより普段のアンダーライブのテンションで5都市回るのは肉体的にも精神的にも無理だろう

とはいえそれでも演出面で???と思った箇所があったのも事実だ
例えば

  • 『明日がある理由』個人的には嫌いではない歌詞だが、アンダーライブと対極とはいかなくても130°くらいは違う価値観ではないか。さらにその後に『いつかできるから今日できる』みたいなこれまた対極の歌詞をぶつけるからなお混乱した。
  • アンコール表題曲でいく?『好きロック』は歌詞がアンダーっぽい、『ごめフィン』は曲調がアンダーにもハマるとかこじつけたけど『おいシャン』だけはどうにもわからん。
  • 正直このアンダーライブの位置づけがよくわからん。まあやいなくなって初のアンダラの演出ってこれで良いのかちょっと疑問。

とはいえパフォーマンス自体は良かったし、ネットでも概ね好評なので私がずれてるだけかもしれないが…

考察:乃木坂46 30thSGアンダーライブ(アンダラ)大阪公演Day3 2022/10/5

1.全体の感想

「金を残すは三流、仕事を残すは二流、人を残すは一流」
政治家・後藤新平の言葉であり、あの野村克也さんの座右の銘としても有名である

その意味で和田まあやは間違えなく一流であった
アンダーライブを初期から作り上げ、メンバーの大半が入れ替わった今でもアンダーライブの熱さは全く失われていない
これはまあやがステージ上に舞台裏に3・4期生に、アンダーライブらしさを伝えていったからであろう

彼女の最後のライブは、ある意味いつも通りのアンダーライブだった
もちろんそれは凡庸なライブであったというわけではなく、いつも素晴らしいものを作り上げてきたという意味である
以下ではポイントを絞って振り返っていきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
アンダー曲と懐かしの名曲で構成されていて、オタク心くすぐられるセットリストだとは思う
ただまあや最後のアンダーライブということを考慮すれば、オールアンダー曲構成でもありだったとすら思うのでそこまでマニアック路線に走ったなという印象はない

3.振り返りポイント

①アンダーライブのパフォーマンス

いつも通りといえばいつも通りなのだが、今回もアンダーライブらしい熱量マックスのパフォーマンスは見どころだった
(もちろんこれがいつも通りとなっていることがすごいのだが…)

中でも印象に残ったのは『日常』である
きいちゃんの代表曲でいまやすっかり全体ライブでも定番となった曲であるが、もともとはアンダー曲であった
今回は理々杏センターで披露されていたが、きいちゃんに負けずとも劣らないパフォーマンスができていたのではないか
今後は久保ちゃんセンターで披露されることが多そうなこの曲だが、アンダーはアンダー曲というプライドを持って披露し切磋琢磨してほしいとも思ったりした

②新4期生の躍動

今回のアンダーライブでは新4期の各面々がかなり仕上げてきたなと思った
前回まではやや硬さが残っていたが、スター誕生ライブ全国ツアーを経てかなり成長しているように思う

また前回シングルのアンダーから同じ4期の弓木・やんちゃんが選抜入りしたのも大きいだろう
目の前で仲間が選抜入りしたのならば、次は私もという気持ちが出てくるのは必然だろう

くろみんの鬼気迫る『音の出ないギター』のパフォーマンスは見どころの一つだった
BOØWYを参考にしようとしたというエピソードもさすがである笑

りかちゃんは前回までかっこいい系のダンスがあまり得意ではないのかなという印象だったが、今回はとにかく表情で殺せている
個人的には前回から一番成長したように見え、相当頑張ったんだろうなと伝わった

みゆちゃんも『狼に口笛を』でオオカミポーズをとるなど、ファンが求めていることを考えて実行しようというのがとても良かった
ブログ更新も熱心だし、努力が報われてほしいなと思う

そして林はスター誕生ライブの時から思ってはいたことだが、表現力が段違い
「この子が乃木坂選抜のセンターです」と言われても何ら不思議でないレベル
現実的に近いうちに実現するとしたらアンダーでだろうけど、次のシングルあたりで林センター見てみたい気がする

今が正念場と気合が入る4人の活躍にこれからも目が離せない

また余談だが、アンダー・選抜間の流動性が増すことでアンダーライブの性質は以前のものに戻っていくかもしれないなと思った
このあたりは以下前回のアンダーライブの記事に詳しく記載している
乃木坂46 29thSG アンダーライブDay3考察 2022/3/27

③和田まあやについて

もちろんまあやについてはさすがの一言であった
まずパフォーマンス的には『制服のマネキン』について触れたい
マネキンといえば生駒ちゃんの代名詞であり、誰がやっても生駒ちゃんほどの主人公感が出ないという感想になってしまいがちである
しかし今日のまあやは違った
アンダーを長年背負ってきた重みからくる圧倒的な主人公感で、生駒ちゃんにも引けを取らないパフォーマンスだった
『Under’s Love』もそうであったが技術はさることながら、魂で踊っている感じに心震えた

またスピーチも衝撃的であった
まさかあのとことん明るいまあやが、大病を患っていたとは…
(あとから調べると既出の話だったようだが、私は全く知らなかった)
そんなことみじんも感じさせず、底抜けに明るかったまあやは本当に尊敬に値する
そのスピーチの流れで『左胸の勇気』で「生きてればなんとかなる」なんて歌われたら泣いちゃうよ…

最後にまあやはほっておいても幸せになる星のもとに生まれている気がするが、それを超えるくらいの幸せが彼女のもとにありますように…
それくらい偉大な人だと思うんだ

④乃木坂っていいとこだな

今日のライブをみて改めて乃木坂っていいとこだなと思った

今の一期生年少組は若くして乃木坂に入り、乃木坂メンバーに囲まれてで育ってきている
それはまあやも例外でなく一期のお姉さんを見て育ってきたと言っている
ななみんに宿題を丁寧に教えてもらい、わからないときはまいやんに答えだけを教えてもらい(笑)、かずみんには100万円貸しても良いと思えるくらい人生で大切なものを教えてもらったとのことだ
そんな風に育ててもらう立場だったまあやがいつしか後輩を支えアンダーライブの魂を引き継ぎ、卒業時には後輩が号泣している…
こんなまっすぐで格好いいひとを育てた乃木坂というグループは改めていいグループだなと感じた