0.はじめに
まずはひなちま卒業おめでとう!
ひなちまの暖かさに、メンバーはもちろん僕たちファンもどんなに助けられたことか
きっと女優として羽ばたいてくれることを願っています
1.全体の感想
「それってちまの優しさじゃん」
『やさしさとは』の後のMCの飛鳥ちゃんの言葉だが、まさにこのライブを表した言葉だと思う
全体を通して衝撃こそなかったが、ひなちまの暖かさに溢れた本当によい卒コンだった
いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい
2.セットリスト
こちらのサイトをご参照ください
ひなちまが乃木坂で歩んできた歴史を曲とともに振り返ることができる、王道卒コンという構成だった
選曲もひなちまセンターの『My rule』『シークレットグラフィティ』やたまちゃんと歌う『口ほどにもないKISS』をはじめ、ファンの見たいものをよくわかってる流石は11年戦士だなあと感じた
3.振り返りポイント
①優しさに溢れた卒コン
誰もが感じたと思うが、ひなちまをはじめメンバーの優しさが溢れた暖かい卒コンだった
特に印象的だったのはやはり冒頭でも触れた『やさしさとは』終わりのMCだろう
ひなちま「この曲を聴くと自分が勉強との両立で辛かった時に、いろんな形で優しくしてくれたメンバーを思い出す。」
飛鳥「当時は私は甘ったれで優しさを渡すことはできなかったから…。」
ひなちま「それは涙の訳を聞かない優しさだよ。」
飛鳥「それも受け取ってくれるんだ…。それってちまの優しさじゃん。」
この2人のやり取りを見てる真夏さんや絢音ちゃん含めて本当に優しさに溢れていた
他にも同期でない絢音ちゃんを含めた1•2期を「同志」と表現したところも、ひなちまの優しさを感じられて素敵な表現だなと思った
②継続は力なり
優しさとともに、ひなちまが腐らずに努力し続けたことも忘れてはならない
セットリストの最初の方にアンダー曲が並ぶように、ひなちまの乃木坂人生は決して華々しいスタートではなかった
しかも初選抜の『気づいたら片想い』も本人が触れていたようにアンダーメンバーから交代で選抜に一回入っていた時期であり、選抜メンバーとの差も感じて悔しい思いをしたとのことだった
そのひなちまがこんなに素敵なセレモニーを行えるなんて、きっと当時の僕は信じられなかっただろう
万年アンダーから腐らずに精進を続け、まずは代打の切り札となり、そして選抜メンバーまで駆け上がったひなちまに最大級の賛辞を贈りたい
③『孤独兄弟』
まあやとの『孤独兄弟』は今日のベストパフォーマンスだろう
アンダー生活が長い中戦友のようになった2人が最後のパフォーマンスとして選んだのは、一期お姉さんメンバーの戦友コンビが歌い上げたこの曲だったのは涙腺に訴えるものがあった
本家はクールな印象が強いこの曲だが、最後手を繋いで笑顔だったのも彼女たちらしくてよかったと思う
④みかん大作戦
乃木中のバレンタイン企画で4期生からチョコをもらうため実行したみかん大作戦
ロビー活動としては正直全く効果のないこの作戦だったが、アンコールでこの作戦をオマージュしてメンバーみんながみかんにメッセージや絵を描いていた
ひなちまの報われなかった思いが本当に素敵な形で昇華した、良演出だったと思う
⑤乃木坂っていいとこだな
まあやの卒コンでも思ったことだが、乃木坂って本当に良いところだなと思った
・考察:乃木坂46 30thSGアンダーライブ(アンダラ)大阪公演Day3 2022/10/5
「やさしさとは」後のMCでも触れていたように、年少メンバーであったひなちまはお姉さんメンバーたちを中心とした乃木坂の優しさに触れて育った
勉強にお仕事にいっぱいいっぱいになってしまったひなちまに、かけよってきてくれたり水を持ってきてくれたり後からメールで連絡をくれたりなどお姉さんメンバーたちは色々な優しさで接してくれたようである
またアンコール後のMCでひなちまは「みんなが優しいから優しくなれた」といった
どこかで聞いたことがある発言だなと思ったのだが、実はこれみなみちゃんが卒コンで全く同じことを言っていたのだ
・2022/2/12 乃木坂46 星野みなみ卒業セレモニー
年少メンバーが共通して言っていることに、大きな意味があるように感じる
乃木坂が育てたひなちまが、こんなにも優しさに溢れた人となりこんなにも暖かいラストを迎えるとは…
改めてこんな人が育つ乃木坂って本当に良いところだなと思った