1.全体の感想
良いライブだったと思う
ただ初日2日目とほぼ同展開で、曲の入れ替えが多少あった程度だった
ということで今回も新たな考察要素は少なめだが、いつものようにポイントを絞って考察していきたい
なお神宮初日2日目と被るところは省略するので、良かったら以下の記事もご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26
2.セットリスト
こちらのサイトをご参照ください
2日目まで同様、割と保守的だけど良い構成だと思う
3.振り返りポイント
①アンダーパートについて
以下の宮城公演の記事でも書いていたが、3日連続で見ても今回のアンダーパートはかなりクオリティ高くて見入ってしまう
将来のエースになるであろう5期生たちと、磨き上げたパフォーマンスに定評がある3・4期がばっちり嚙み合って、抜群の存在感を誇るみゆちゃんが締め上げる…
『踏んでしまった』『錆びたコンパス』『Hard to say』3曲とも至高の仕上がりで、このライブでアンダラ行きたいと思った人も少なくないのではないか
②先輩からの継承について
どうも日別にMCのテーマというものがあるのではないかと感じる
初日は仲間との時間、二日目はファンへの感謝というとこなら、三日目は先輩からの継承と変化だろう
なぎちゃんは乃木坂を引っ張ってきてくれている3・4期生への感謝と自分たちだけの色を探す決意を述べ、美月は後述の通り引き継いできた乃木坂の空気感について触れていた
ラストの久保ちゃんMCはかつて先輩から自分たちが言われていたように、「後輩たちを全力で守りたい」という思いを語っていた
正直なぜこのタイミングでこれらのテーマをぶつけてきたのかなど内容自体はまだ消化しきれていない部分が多いので、もし考察が深まれば別途記事にしていきたい
③船長・山下美月とその挑戦
これは配信を3日連続で見ているため仕方ないことではあるのだが、さすがに3日同じ構成となると飽きる…
それでも今日の『設定温度』前の美月のMCは聴きごたえがあった
内容としてはざっくりと「先輩たち含めて築き上げた乃木坂の空気感が好き」「それでも今のメンバーをひとりひとり愛してほしい」という内容だった
この内容は結構深く突き刺さるものがあった
私自身乃木坂のストーリーを考察するのをライフワークとしており、その観点では確かに1期生/2期生を中心とした乃木坂の延長線上に現在の乃木坂を見ている部分がないとは言えない
そしてこの空気感があるからこそ乃木坂は安泰だと思っている
ただそれは自分たちが現在のメンバーからみると自分たちが見られていないということともとられられ、半分嬉しくも半分は寂しいことなのかもしれない…
これを打破するにはなぎちゃんも言っていたが空気感を保ちつつも「自分たちの色」を出すことが重要となる
しかしこの挑戦はなかなかに難しい
多くのファンは現在の乃木坂が好きでそれ以上の変化の需要がないので、むしろ「自分たちの色」を出すことがマイナスに作用する
それでも私は船長・山下美月が掲げた挑戦を応援したい
神宮初日から気合が入っている彼女たちの姿を見ていたら可能性あるんじゃないかとすら思う
僕は彼女たちを信じたい