2021/05/08 乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE 4期生ライブ

    1.全体の感想

    普通に楽しかったが、演出面ではややバスラの本質を外しておりモヤモヤするライブだった
    1期と2期のクオリティが高かっただけに特に目立ったように感じる
    ただ4期生らしさが随所に見られたのは良かったと思う

    2.振り返りポイント

    ①バスラの本質

    演出を振り返る前に前提として、私が考えるバスラの本質について話しておきたい
    バスラとは「乃木坂の歴史を振り返る」ライブだと思っている
    4期生の歴史を振り返るとき期待するキーワードをあげるのであれば、「乃木坂らしさの継承」「2年半の成長」といったところかと思う
    以下、キーワードを中心にライブを振り返っていきたい

    ②乃木坂らしさの継承

    序盤の関係深い先輩がセンターをつとめる曲のセンターを継承して疲労する演出は定番だけど良かった
    ・「逃げ水」(桃子→レイちゃん・あやめちゃん)
    だが問題はその後の過去ライブ演出を再現するブロックである

    先輩がやってきた演出をやるというコンセプト自体は良い
    ただ下駄ップとか自転車で発電とかは乃木坂の歴史を振り返るうえで些末すぎるかと思う
    それと同じことをやって「継承」というにはかなり安直すぎるのではないか
    (本来自転車発電くらいネタに振り切った演出は私は嫌いではないのだが、少なくともバスラでやることではないかと思う)
    そもそもこの継承というテーマは過去の4期ライブでもかなり使い古した感が強いので、もう少し軽めにしても良かったのかもしれない

    ③2年半の成長

    高いパフォーマンスが求められる「日常」を披露するなど、2年半の成長を見せる演出もあった
    パフォーマンスには正直疎いのでクオリティが高かったのか私には分からないのだが、個人的には成長の要素をもう少し厚くしてよかったのではないかと思う
    パフォーマンス全振りの楽曲を増やすのが難しいのであれば、成長を描く演出とか丁寧なストーリーづくりがほしかった

    ④芽生え始めた4期生らしさ

    当初はこのキーワードは想定していなかったが、ライブを見ていて一番強く感じたものである
    かっきーがMCで言っていた「4期生の仲の良さ」、これこそが2年半で培ってきたカラーである
    ほかの期も仲が良いのはもちろんだが、それに明るさが加わり全面に押し出した「わちゃわちゃ感」を強く感じるのは4期かと思う
    そこを存分に見られたのがこのライブで最も良かった点である

    ⑤4期生らしさからの脱却

    ただラストに垣間見えたのは、築き上げてきた4期生らしさとは別の側面であった
    新曲「猫舌カモミールティー」は「I see…」「Out of the blue」から続くわちゃわちゃ感全開の曲ではなく、少し切なさを感じさせる可愛らしい曲であった
    フロントにまゆたん、みゆちゃん、弓木ちゃんと綺麗めなメンバーが揃ったのは新たな側面を見せようとしてるのかなと感じた
    (弓木ちゃんは喋るとドタバタ感が強いが…笑)
    新たな側面を垣間見たことで、今後の4期生の進化をもっと近くで見ていきたいと思えるいい終わり方だったと思う

    ⑥沙耶香ちゃん

    ここからは全く演出考察ではないが、ここが一番言いたいことかもしれない笑
    ぶっちゃけさっきまで考えてた演出とかどうでもいいくらい可愛かった
    なんでカメラに映るたびらあんなにえげつなく可愛いのだろうか
    (そしてなぜ常にカメラ目線、嬉しいけど…笑)
    切実にお小遣いあげたい気持ちになったので、YouTubeでスパチャありの配信とかしてほしい

    SNSでもご購読できます。

    コメントを残す

    *