考察:乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE (12thバスラ)Day2 2024/3/8

1.全体の感想

「ああ懐かしいなあ」
思わずそう口について出るバスラDay2だった

2015年~2017年の楽曲を取り上げた今回は、自分が割と熱心に追いかけて来た時期ということもあり、あのころの彼女たちをありありと思い出すことできた
ここからはいつものようにポイントを絞って考察していきたい

なおDay1についてはあまり深く追えていないので、改めてリピート配信を見て考察記事をアップしたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
表題曲を中心にバランスよく構成されていたように思う
(ほんとはもっとバスラならではというものも聴きたかったけど、入ってほしい曲が多すぎてどうみても3時間におさまらない…)

3.振り返りポイント

①12thバスラの楽しみ方~それぞれの思い出を胸に

今日のライブをみながら、当時の彼女たちのことを私は何度も思い起こしていた
バスラは他のライブに比べて昔を懐かしむ要素は強いのだが、11thバスラ以前に比べても当時を思い起こす頻度が今回は顕著に多かったように思う

11thバスラの考察記事は↓から

この理由はもちろん2015年~2017年の曲目を固めたことが大きいが、それだけではないと思う
個人的には演出家変更の影響が大きいと踏んでいる

思えば今年は演出家変更以降で初めてのバスラである
振り返ると昨年の夏のツアー以降、演出が薄口になったような感覚がある
夏のツアーでも感じていたが、VTR等で印象深いストーリーを固めていくのではなくパフォーマンスの時間をきちんととり見る者の解釈にゆだねるスタンスなのかなと解釈している

どちらのやり方にも良い面があるので評価は難しいが、今回のバスラは当時の思い出をきちんと振り返ることができた印象はある
特に私は2期生推しだったので、
研修生期間を終え、悩みながらも自力をつけ始めた彼女たちの姿を
2015年に初めての選抜落ちを経験し、アンダーライブやサンクエトワールからもう一度チャンスをつかんだ推しメンの姿を
あのときの悔しさや充実や達成感、いろいろな思い出を懐古することができた

こんな感じでそれぞれの思い出を思い起こしつつ楽しむのが今回のバスラの楽しみ方なのかなと考えている

②3期生の8年間

その中で唯一印象に残るように演出されていたのが、3期生の存在だと思う

最初のVTRから3期生が加入した「8年前」というキーワードが入っていたり、『ハルジオンが咲く頃』『三番目の風』『僕の衝動』と3期生パートはクローズアップされていたように思う

そして今日の一番の見どころは3期生パート明けの『設定温度』だろう
3期生が初めて先輩と歌った楽曲で、1期生→2期生→3期生の順に歌唱パートが回ってくるのだが1期生のところを3期生が歌っているのはあまりにも感慨深い
湯治は先輩に少し遠慮がちに歌っていた彼女たちが、堂々と後輩をリードしていく姿には引き込まれた

3期生の皆さん、これからもよろしくお願いします

考察:乃木坂46 34thSGアンダーライブDay3千秋楽 2024/1/27

1.全体の感想

いわゆるアンダーライブ感こそ薄かったと個人的には感じたが、これはこれでありというようなライブだった
後述するが、センターのアルノの新たな側面が見つかり大変良かったのではないか
実は今回現地観戦かつ結構な良席であったため、正直なところ推しが可愛いが感想の8割以上を占めているが、少しはまともに考察していきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください

後から振り返ると実にユニット曲を除く本編19曲中17曲がアンダー楽曲と、楽曲としてはかなりアンダー曲に振り切った構成だったのは驚いた
ほぼアンダー曲だけでライブを成立させるってよく考えるとすごいよなあ
それだけ良曲が多いということでしょう

3.振り返りポイント

①アンダーライブ感の薄さについて

こんなアンダー曲に振ったセトリ構成にもかかわらず、良くも悪くもいわゆる「メラメラ」「ギラギラ」といった言葉に代表されるようなアンダーライブ感はそれほど感じず個人的には選抜のライブと人数以外は差異がなかったように思う
(特に近年は選抜ライブ会場のキャパを絞っているのでなおさら)

思い浮かぶ理由としてはこんなとこだろうか

  • トロッコを駆使したり、楽曲リミックスやドラムパフォーマンスなど単純に歌やダンスで魅せるという以外のエンターテインメント要素があったこと
  • あやてぃーマスターのバー設定をはじめとした、寸劇に割と時間をとったこと
  • 上記の結果としてゴリゴリパフォーマンスで魅せるブロックが削られたこと(これはスタ誕ライブをはじめパフォーマンスで魅せるライブを最近見たことでこちら側がクオリティを求めすぎている可能性は否めない)
  • 34thアンダー曲の『思い出が止まらなくなる』の楽曲自体がいわゆるアンダー楽曲の曲調と180度違う

そもそも選抜-アンダー間の流動性があまりなくなっている現状を鑑みると、初期の悔しさをぶつける場としてのアンダラと現在のアンダラはもはや別物としてとらえるのが正解なのかもしれない
実際にアンダーライブらしいと感じるアンダラは久しく見ていない気がする

②中西アルノについて

散々アンダーライブらしくないと書いてきたが、実はこと今回に限ってはこの内容で良かったのではないかと思う
語るうえでキーマンとなるのが、座長・中西アルノである
個人的には今回のアンダラは言ってしまえばアルノのためのライブといっても良いほどだと思っている

思えば彼女にとってはなかなかハードな二年間であったように思う
類まれな歌唱力を持っていた彼女はパフォーマンスを武器に、乃木坂をぶっ壊す刺客としての役割を与えられた
※詳細な考察は下記の記事を参照
・2022/2/23 10th Anniversary 乃木坂46時間TV スペシャルライブ
その後のアンダーライブやスター誕生ライブでも圧倒的なパフォーマンスを武器に見せ場をつくってきた2年間だったように思う

それゆえに彼女=パフォーマンスのイメージが強くついてしまった
もちろんこれ自体は悪いことではないのだが、少なくとも私は彼女のパーソナリティをあまり深く知る機会が多くなくなってしまった

今回座長に抜擢された割にパフォーマンスで魅せる機会は決して多くなかったように思う
むしろジコチュープロデュースのコーナーや『〜Do my best〜じゃ意味はない』があったあたり、前回の方が見せ場は多かったのではないかとすら覆う
逆に解釈すればパフォーマンスに逃げることを許さない構成だったのが今回のアンダーライブであったように思う

そのため彼女は自分の言葉で伝えるしかなかった
正直思ったよりもつたなく、飄々としたイメージとは全く違ったがボロボロになってでも乃木坂が大切であることを伝える彼女の気持ちだけはよく伝わったと思う

アルノがいい意味でパフォーマーでなく、アイドルに生まれ変わる瞬間を見られたことがこのアンダラの何よりの収穫だったように思う

③今後のアンダーライブについて

今回のアンダーライブはこれはこれで良かったという感想を私は持っているが、かつての熱さとは性質を異にするアンダーライブは今後どのように展開していくのかは気になるところである
アルノは前回の史上最大のアンダーライブというキャッチフレーズにかけて「史上最高を更新し続ける」と思いのたけをぶつけていたが、どのように選抜のライブと差別化し勝負をしていくのだろうという疑念は残る

ただもしかすると今回のアルノのためのアンダーライブというのはフラッグシップとなりうる事例かもしれない
アンダーライブは少人数なので今回アルノにスポットライトを当てたように座長に徹底的に寄り添うライブというのは一つの解となる可能性はある

いずれにせよ熱さだけを求めるアンダーライブから変化していくのではないかと私は考察しており、今後とも注視していきたい

2023年のおすすめライブ

はじめに

あけましておめでとうございます
今年も節目として、2023年のライブの中でも筆者が特によかったと思うものをランキング形式でまとめておく
今後円盤化や配信が行われた際に参考にしていただければ幸いです

なお今回は万人におすすめではないけどあまりに刺さりすぎたライブがあったので、1〜3位プラス特別枠という形でまとめていく
ちなみに2021年版・2022年版はこちらにまとめているので、よかったら読んでやってください
・2021年のおすすめライブ
・2022年のおすすめライブ

第3位:5/17-5/18 乃木坂46 齋藤飛鳥卒業コンサート

大エース・飛鳥ちゃんの卒コンを第3位とさせていただいた
考察要素はそれほど多く無いライブだったのでやや低めにしてしまった印象があるが、飛鳥ちゃんの魅力を全部出し切った良い卒コンだったと思う
なにより『人は夢を二度見る』とラストのななみん卒コンオマージュは感涙を禁じ得ない

レビュー記事はこちらから
・考察:乃木坂46 齋藤飛鳥卒業コンサートDay1 2023/5/17
・考察:乃木坂46 齋藤飛鳥卒業コンサートDay2 2023/5/18

第2位:12/17-12/18 超・乃木坂スター誕生!LIVE

昨年に引き続き、邦楽史上の名曲をカバーしたこちらのライブが第2位にランクイン
個人的な好みの色は強いが、それでも曲を通した盛り上がりという点ではやはり抜群である

さらに昨年の『新・乃木坂スター誕生!LIVE』と比較することで5期生の1年間の充実がわかる点でも本当に良いライブだった
特にDay2昼公演の『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』は乃木坂史上有数のパフォーマンスだと思うので必見

レビュー記事はこちらから
Day1
・考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day1 2023/12/16
Day2昼公演
・考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day2昼公演 2023/12/17
Day2夜公演
・考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day2夜公演 2023/12/17

第1位:2/25 乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE (11thバスラ)Day4 3期生ライブ

堂々の一位は11thバスラから3期生ライブとさせていただきました
卒業がらみではない平場のライブではあったのだが、とにかく熱量がすごかった

世代交代を目の前に控えた3期生の覚悟が伝わる、これぞライブの醍醐味という内容だった
4期生や5期生のファンの方はもちろん、1期生・2期生推しの人も満足するに違いないので是非一度ご覧いただきたい

レビュー記事についてはこちらから
・考察:乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE (11thバスラ)Day4 3期生ライブ 2023/2/25

特別枠:3/28 乃木坂46 鈴木絢音卒業セレモニー

思い入れがあまりにも強い卒コンだったため、ほかのライブと同じ土俵で語るべきでないと思うので特別枠とさせていただきます
それでも2期生推しとしては希望を抱くことができた、感謝してもしきれないライブだったのでどうしても書き残しておきたかった
不遇と言われた2期生がこんなきれいな最後を迎えられたのは本当に良かった

レビュー記事についてはこちらから
・考察:乃木坂46 鈴木絢音卒業セレモニー(卒コン) 2023/3/28

最後に

ここに選ばれなかったものにもかなり良いライブがあったので、2023年は選ぶのに苦労した
特に「私たちが乃木坂46です!」と高らかに宣言した神宮最終日や、史上最大のアンダーライブは印象深い
2024年も引き続き追いかけていきたい

考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day2夜公演 2023/12/17

1.全体の感想

夜公演も残念ながらチケット取れず配信参加となったが、本当に楽しく内容が濃かった3日間だった
いつものようにポイントを絞って考察していきたい

なおDay1、Day2昼公演と重複する考察内容は省略するので、良かったら併せて読んでやってください
Day1の記事ではスタ誕全体についても考察しています
・考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day1 2023/12/16
・考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day2昼公演 2023/12/17

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
昼公演まで同様『超・乃木坂スター誕生!』内でカバーした人気曲、第二部で乃木坂の曲をパフォーマンスする構成が基本だが、ところどころにスキッツ要素としてミニコントが散りばめられていた

今回の3公演通して、『好きすぎて バカみたい』見られなかったのはかなり残念だった
なぎ・さつき・みくちゃん・あーやのバチバチ高めあう感じ好きだったんだけどなあ
あとは『おジャ魔女カーニバル!!』とかも見たかったなあ…

3.振り返りポイント

①スター誕生パートについて

夜公演だけでなく3公演通じてだが、とにかく内容が濃かった
以下軽く感想を振り返っていきたい

  • いおちゃん…うまいおき師匠がいい感じにうざかった。この人も割とウざむらいに切ってもらいたいタイプなきが…笑。
  • てれぱん…『God knows…』えらいテンション高かった。楽しそうな顔が見られて何よりだった。
  • みくちゃん…『レイニーブルー』が男性曲バラードで、昨年歌っていた『最後の雨』と重なる部分があるだけにわかりやすく成長を感じられた。1年前小鹿のように震えてたみくちゃんが、あんなに堂々と歌うなんてアイドル応援しててよかったなあと感じる瞬間ですよねえ。
  • なぎちゃん…あれだけ難しい『アイドル』歌いこなせるのは素直にすごい。個人的にはこの曲の印象は美月なんだけど、なぎちゃんも似合うね。
  • おかひな…今年の『女の子は泣かない』に昨年の『VALENTI』もそうなんだけど、強くあろうとする女性がすごく似合うね。それに反してしゃべるとふにゃふにゃだったり、歌うと手が震えちゃうのもギャップがあって良い。
  • あーや…今回もあやめちゃんと『遠い街のどこかで…』歌っていたりとか、3公演通じて本当に大活躍だった。あーやが天下とる日はすぐそこだろう。
  • いろはちゃん…なんでも歌えるいろはちゃんだけど、のびやかでまっすぐな声は『なんでもないや』だとわかりやすく生きるね。
  • さくたん…夜公演はソロ歌唱こそなかったので、第一部では正直それほど印象が…。ただ第二部での『17分間』の煽りは完全に板についてきたし、盛り上がる曲なのでまたライブで見てみたい。
  • 小吉…オズワルドさんにもいじられてたけど、5歳児にバブ美に『GLAMOROUS SKY』ってどんな振り幅なのよ…。個人的に『GLAMOROUS SKY』めっちゃ好きなんだけど、退廃的でロックな雰囲気が出ててオンエアの時より格段に良くなっていたと思う。夜公演では僕は一番好きだった。
  • アルノ…伊藤さんも言及してたけど『接吻 kiss』を歌いこなせるアイドルはまじて唯一無二。気だるい雰囲気をまとう彼女は事前の宣言通り会場を支配していたと思う。あといろはちゃんに『なんでもないや』歌わせたのはナイス采配。本当にいろんなメンバーのプロデュースしてほしいわ。
  • あやめん(スペシャルゲスト)…ツンデレキャラ流石に似合っていた。できればかつ家のあの子の「バーカ」聞きたかったなあ。あーやとの『遠い街のどこかで…』はただただ平和な世界観だった。

② 一ノ瀬美空について

新参者あたりから本当に5期生のMCが面白くなったと思う
正直今や乃木坂期別でも一番と言っていいほどだと思う

そしてその背景には彼女の影響が本当に大きいと思う
暴走気味にあーやを始めとした他のメンバーを愛でる「やばい」キャラが前面に出てきて、それを他のメンバーが邪険に扱うという定番の流れができてきたのは強い
よく似てると初期から言われてきたけど、いよいよかつての真夏さんやさゆりんごの領域に踏み入れたと思う
欲を言えばこれが先輩にもできるようになると全体ライブがもっと面白くなるんだけどなあ…

ただ彼女の魅力はこれだけではなく、昼公演で泣いちゃったあーやを支える頼もしさや『レイニーブルー』で見せた儚い雰囲気まで本当に見ていて飽きないアイドルだと思う
ますます彼女から目が離せない

③リピート配信について

唯一不満があるとしたら、リピート配信が当日っていうことだけはこれはどうにかならんかったのかな
なかなか都合もつけにくいし、昼公演→昼リピート配信→夜公演→夜リピート配信とみるとほぼぶっ続けで12時間見ることとなる…
特に今回は後半の乃木坂ライブのセトリがほぼ変わらんので、流石にだれるよね…

考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day2昼公演 2023/12/17

1.全体の感想

残念ながらチケット取れず配信参加となったが、リピート配信みてボロ泣きするくらい良いライブだった
改めてスタ誕ライブ好きすぎる…
いつものようにポイントを絞って考察していきたい

なお昨日のDay1と重複する考察内容は省略するので、良かったら併せて読んでやってください
・考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day1 2023/12/16

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
昨日同様『超・乃木坂スター誕生!』内でカバーした人気曲、第二部で乃木坂の曲をパフォーマンスする構成が基本だが、ところどころにスキッツ要素としてミニコントが散りばめられていた

3.振り返りポイント

①スター誕生パートについて

配信画面越しでも今年有数の充実感が得られたライブだったと思う
ひとりひとりのパフォーマンスについて簡潔に振り返っていきたい

  • いおちゃん…『私をたどる物語』の語りかけるようなバラードはあってるよなあ。もしスタ誕続くなら平原綾香『Jupiter』とか合いそうだし歌ってほしい。個人的にはいおきんに君がシュールすぎてツボだった。
  • てれぱん…ちょっと舌足らずな歌い方が『EVERYDAY AT THE BUS STOP』とベストマッチ。 Tommy february⁶も個性強めだし、少し重なって見えた。
  • みくちゃん…伊藤さんも触れていたけど『冬のうた』で泣いちゃったあーやを支える姿が本当に尊かった。MCや「あーやガチャ」の気持ち悪さも含めて、みくちゃんの良さがよくわかるライブだったと思う。
  • なぎちゃん…『創世のアクエリオン』でノリノリになっているのオタク全開で可愛い。安定した歌唱力は流石。
  • おかひな…お誕生日おめでとう!昨年に続き中山美穂さんの曲を披露していたけど、なんか雰囲気あって良かったと思う。『友よ 〜 この先もずっと…』でのメンバーへの目線の配り方とか本当にメンバーを大切に思っている感じがして好きだった。
  • あーや…あまりにも今回のライブで気持ちを持っていかれてしまったので、何から書けばよいのかわからない。『手紙』でみせた圧巻の表現力から、『あーやガチャ』での全力アイドル・MCや『冬のうた』でのあやみく成分など振り幅がすごすぎてノックアウト。サウナで整ったあとくらいぶっ飛んでしまった。『手紙』については収まらないので後述する。
  • いろはちゃん…曲の表情に合わせるのが本当にうまい。『366日』では本当に振られた女にみえた。
  • さくたん…『君と夏フェス』似合いすぎてた…。さくたんが好きな曲をノリノリで歌っているのを見るとこちらも元気になるね。
  • 小吉…5歳児さっちゃんの振り切り方は小吉しかできないよなあ。『ともに』の冒頭であーやに角たてていたりとか楽しんでる感がこっちまで伝わってくるのがいい。
  • アルノ…『真夏の果実』はアルノしか歌いこなせないよなあ。笑っちゃうくらい圧倒的な歌唱力に乾杯。
  • 与田ちゃん(スペシャルゲスト)…大方の予想通りスト子での登場。本人が言ってた通り空気が読めないやつではあったんだけど、この抜けた雰囲気が最高。

② 小川彩『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』

あーやのことをこのブログではよく末恐ろしいと表現してきたが、今回の『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』は今この瞬間のパフォーマンスがすさまじ過ぎて使えない
確実に本公演でのベストアクトだし、それどころか今年見たすべてのパフォーマンスで一番だったかもしれないというほど引き込まれた
もちろん冒頭で触れたリピート配信でもボロ泣きしたのもこの箇所である

2番の歌詞が好きだとVTRで言っていたが、パフォーマンスからもばっちりそれが伝わってきた
1番の悩み苦しんでいる若き姿から、それを諭すような2番の歌い方に代わり、そこに感情を乗せて伝える大サビの歌い方に代わる表現力はどこで身につけたのか
そもそもきちんと歌詞を解釈してパフォーマンスに昇華できるというのがすごすぎる…
その感情の昂ぶりがパフォーマンス後の涙につながったのだと思う

私の文章力では稚拙な表現しかできないのが本当に悔しいが、会心のパフォーマンスをフルで見られて本当に良かった
もはや小川彩推しにもなりかけているこのブログでは2回に一度くらいの頻度であーやに触れている気がするが、今回はその中でも過去最高だったように思うし今後も目が離せない

色々書きなぐってしまったが、とにかく小川彩がすごいということだけ共感できたらいいな

考察:超・乃木坂スター誕生!LIVE Day1 2023/12/16

1.全体の感想

私は4期のころからスタ誕ライブのファンだが、高くなったハードルを悠々と超えてくるくらい楽しいライブだった
(年々チケットが取れなくなってきていることだけがつらい…)

マジでこれで終わりにせず、スタ誕ライブは定期的にやってほしいくらい
スタ誕全体の考察も含め、いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

なお昨年の新・乃木坂スター誕生Liveのレポートにつながる部分も多いので、良かったら読んでやってください
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (横浜公演)2022/12/5-12/6
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (神戸昼夜公演)2022/12/18

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
昨年のスタ誕ライブ同様『超・乃木坂スター誕生!』内でカバーした人気曲、第二部で乃木坂の曲をパフォーマンスする構成が基本だが、ところどころにスキッツ要素としてミニコントが散りばめられていた
以前配信で行われたノギザカスキッツライブと比べるとコント要素はかなり限定的だったが、生コントはそれなりに負担がありそうなので今回の寸劇レベルがバランスとしては良いのかもしれない
・2021/04/18 ノギザカスキッツライブ

あとは『超・乃木坂スター誕生!』になってから、ゲストが来なくなってしまったのでアーティストがライブに来られなくなってしまったのも少し残念
プロの凄さがよくわかって個人的には結構好きだったんだけどなあ…

3.振り返りポイント

①スター誕生パートについて

やはり特筆すべきは第一部だろう
邦楽史上有数の名曲たちをこんなにも魅力的な子たちがパフォーマンスするのは、盛り上がるし贅沢すぎる
これまた昨年同様の感想にはなるが、個々の歌にフォーカスがあたるのもとても見応えがあった
簡潔に振り返っていきたい

  • いおちゃん…『やさしさで溢れるように』を歌う時の多幸感がすごかった。番組でも落ち着いた曲が多いからか、かなり板についてきたように感じる。
  • てれぱん…アホみたいな感想だが、てれサンダーでみんなで可愛いと叫ぶのは楽しかった。ソロ歌唱がなかったので、曲は明日に期待。
  • みくちゃん…『Rock’n Rouge』はあまりにもはまり役すぎる。90年代生まれの自分が言うのもおかしいけど、王道アイドル・松田聖子が現代に蘇ったかとすら思った。
  • なぎちゃん…『くちばしにチェリー』でアルノと高めあってるのはアツい。『猫』については、ここにおさめられないので後述。
  • おかひな…なぜ好きな四字熟語が『腹筋二回』になるのか…。ソロ歌唱は明日に期待!
  • あーや…『なんてったってアイドル』歌うあーやは最強アイドルがすぎるのよ。多才すぎて王道アイドルあまりやれていなかったけど、これは破壊力抜群だしまたやってほしい。あと千葉魂のスキッツの総長が可愛すぎて…。
  • いろはちゃん…曲によって歌い方が変えられるのが本当にすごい。アイドル曲から『さすらい』まで歌いこなせるのは才能を感じる。
  • さくたん…歌がうまいとは正直思わないけど、『愛唄 』も『今夜はブギー・バック』もとにかく癖になる。権利関係厳しそうだど、どうにかして配信してほしい。
  • 小吉…『ヒーロー』みたいな低音で声を張る曲は右に出るものがいないよなあと改めて思う。格好良かった。
  • なおなお…インフルエンザで出られなかったのは残念だけどお大事に…。それでも『考えないようにする』センターをあけてパフォーマンスして待っているよとメッセージを伝えたり、サイリウムカラーをターコイズ×ターコイズでそろえたりして暖かくていいグループだなあと思った。
  • アルノちゃん…『くちばしにチェリー』みたいな雰囲気ある曲歌わせたらやっぱり存在感抜群。なぎちゃんとの相乗効果で120%の力が出ていたように思う。
  • 梅(スペシャルゲスト)…「みんなの事が大好き!チュッチュッチュッ!」はお疲れさまでした…笑。千葉魂で「ミナミの帝王」として出てきたのは流石に笑う。そして似合いすぎです…。「夜路死苦」と言われた後に「返事しろよ!」とドヤしたときは雰囲気出すぎてて思わず「失礼しました」と現地で叫んでしまった。ただあーやとの絡みはニヤニヤが漏れてて、めちゃくちゃ尊かった。

② 井上和『猫』

確実に今日のベストアクト
スタジオ収録の時点でスタ誕史上有数の歌唱だと思ったけど、生歌は本当に心にぶっ刺さった
世界観に引き込まれた結果、なぎちゃんと付き合ってた日々と別れの辛さを追体験した気すらした…
歌唱技術ももちろん素晴らしいんだけど、本当に気持ちがのったパフォーマンスだからこそだと思う

そして普段は飄々とした印象のなぎちゃんが、この曲になると猫のようにか弱く見えるの本当にグッとくる
強いメンバーの弱さが垣間見えるのはスタ誕ライブの良さの一つだと思う

『新・乃木坂スター誕生!LIVE』との違いについて

畠中さんがアンコールのMC中に言った「去年とは全然違うね」という言葉は、ふとした発言ではあったがこのライブの核をとらえた発言だったと思う
このライブは昨年の『新・乃木坂スター誕生!LIVE』と比較することで真価がわかるライブなのだ

詳細は以下の記事に譲るが、私は昨年の『新・乃木坂スター誕生!LIVE』を「困難に全員で立ち向かうことで、5期生が乃木坂らしくなっていく姿を映すドキュメンタリー」としてとらえていた
・考察:5期生はじめての単独ライブはなぜ「新・乃木坂スター誕生!LIVE」だったのか
その一年後の答えがこのライブだったように思う

そしてこの差はセトリにも表れていたように思う
1年前の『新・乃木坂スター誕生!LIVE』では試練を課しているかのように全員ある程度歌唱力が求められるような曲をソロ歌唱に入れられていた印象だったが、今回はそれぞれに合った曲が選曲されていたように思う
(初日でいうさくたん『愛唄』みーきゅん『Rock’n Rouge』やDay2昼公演さくたん『君と夏フェス』てれぱん『EVERYDAY AT THE BUS STOP』あたりが典型だと思う)
これによりライブとしての完成度がさらに上がったように思う

成長というありきたりな言葉では片づけられない、彼女たちの1年間の充実が見て取れる最高のライブだったと思う
昨年の記事にも書いていたが、もしこのライブまで逆算して『新・乃木坂スター誕生!』をはじめていたらすごすぎる…

『乃木坂スター誕生!』の完結?

5期生にとっての『乃木坂スター誕生!』が乃木坂への登竜門だとするのであれば、確かな成長の証を十二分に披露したこのライブをもって役割を全うしたことになるのではないか
実際にVTR中に「To Next Stage」という文字列があったことからも、これは演出サイドとしても意図したことのように思う
個人的にスタ誕ライブがあまりにも好きなので今後も続いてほしい思いはあるのだが、番組としては完全にアイデンティティクライシスを迎えているように思う

そこでだ、、
そもそも番組が終わらなければという前提にはなるが、逆に3期生中心の『乃木坂スター誕生!』にリニューアルできたりしないか
3期生はまだスタ誕やっていないし、この8年間のアイドル生活の充実をぶつける場としてかなり機能するのではないか

考察:乃木坂46 新参者LIVE 千秋楽 2023/12/3夜公演

1.はじめに

なんだかとても充実したライブだった
卒業ライブとかでもなく、特にものすごく凝った演出があったわけでもない
それでも5期生の魅力がギュギュっと詰まった、キラキラしたライブだったと思う
新参者企画ということでもしかしたら櫻坂・日向坂のファンの人も見ているかもしれないが、乃木坂5期もすごいぞと思ってもらえるんじゃないかな

ここからはいつものようにポイントを絞って振り返っていきたい
また今回は千秋楽なので、新参者全体についても考察していく

なお11/27公演の記事については以下からどうぞ
・考察:乃木坂46 新参者LIVE 2023/11/27

2.セットリスト

ちらのサイトをご参照ください
11/27同様5期曲が多いのは当然として、定番曲が多い構成だったように思う

3.振り返りポイント

①ライブとしての完成度が高い!

冒頭でも述べたが、特別な演出こそなかったもののライブとしての完成度が高かった
その一因として、ひとりひとりがその魅力を十分に発揮していたからだと思う

おひとりさま天国企画以外でも、いおちゃん・いろはのギターがあったり、あーやがピアノを弾いたりとにかく芸達者さを感じた
歌声にも個性が強くなおなおの包み込むような声を生かした『初恋の人を今でも』は聴いていてとても心地よかったし、アルノの歌声は流石の一言
小吉やみーきゅんはMCで大活躍だし、おかひなのダンスやてれぱんの存在感、さくたんのアイドルオーラは欠かせない
そしてなぎちゃんのスター性というか、盛り上げ力は群を抜いている

『新・乃木坂スター誕生!』『超・乃木坂スター誕生!』の影響か全員パフォーマンスの見せ方が抜群で、ここまで一人ひとりが魅力的だとそりゃ充実感あるよね

②自分の言葉で話すこと

今回の新参者のMCを通して思ったが、5期生は自分の感じた言葉を自分の言葉でしゃべるということに長けている人が多いように思う
アルノのドラムの後の過去の話はなかなかにインパクト強かったし、みーきゅんの5期への感謝の言葉はえらい具体的でうわべだけの言葉でなく気持ちがのっかっている良いMCだったと思う
こういったMCだとファン側も気持ちが乗っていくので、パフォーマンスだけでなくMCもこのライブの充実度をあげたもう一つの要因だと思う

③新参者とは何だったのか

ここからは本日のライブに限らず、新参者とは何だったのか考察していく
(歌舞伎町タワーの宣伝目的というメタ的な話ではなく、乃木坂5期生にとってどのような位置づけだったのかを考察する)

とはいえ実はその名の通り、乃木坂5期生を「新参者」として位置づける企画だったように思う
何を今更という形ではあるが、5期生の歴史を紐解くと乃木坂の新参者というよりは異端としての要素が強かったように思う

3・4期が乃木坂の継承者として入ってきたのに対し、5期は加入時いい意味で乃木坂をぶっ壊す役割が求められてきた
(それが行き過ぎた結果として『Actually…』のアルノセンター×フォーメーションダンスで、盛大な拒否反応が出たと理解している)
その後のライブを見ても11thバスラでも「継承」というテーマは真正面から扱わなかったし、スター誕生ライブはそもそも乃木坂以外の曲が大半だった
・考察:乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE (11thバスラ)Day2 5期生ライブ 2023/2/23
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (横浜公演)2022/12/5-12/6
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (神戸昼夜公演)2022/12/18

その結果かなりの個性派集団になったが、逆に言えば継承者としての側面はあまり語られてこなかった
5期が乃木坂の公式ライバルだったらというifストーリーをいろんなところで聞くが、それも乃木坂における5期の異質さがその想像を搔き立てると理解している

このようにやや異質な存在になりつつあった5期生を、改めて乃木坂における「新参者」として位置付け直すのがこの新参者ライブだったように思う
実際にセットリストには昔ながらの曲が相当多かったように思うが、5期生を新参者として位置付ける通過儀礼として解釈するとかなり納得がいく

なぎちゃんが「5期生による乃木坂のライブを見守ってください」と冒頭で叫んでいたが、確かに乃木坂のライブだったと思う
とはいえ彼女たちのはじける個性が消えるわけではないだろうし、ここからどのように調和していくのだろうか
乃木坂の新参者として再定義され、これから始まる5期生たちの第二章が楽しみで仕方ない

④小川彩について

この新参者企画で誰か一人MVPを挙げるならあーやだと思う
アンダラをずっと見てきたので彼女のスター性や底知れないスキルは十二分に理解していたつもりだったのだが、『君の名は希望』のピアノに『日常』(11/27公演での披露)のバキバキダンスは想像を超えてきた
あとみーきゅんとの『無表情』はアイドル性が高すぎて悶絶せざるを得ない…

そんな獅子奮迅の活躍だった彼女だが、新参者の主役もやはり彼女であったように思う
あーやをセンターに据え、真正面から「継承」のテーマを取り上げた『いつの日か、あの歌を・・・』は新参者で体現したい魂そのものだった
個性豊かな化け物ぞろいの5期生をセンターとしてあーやがまとめ上げる姿は、まぶしすぎる乃木坂の未来そのものであった

考察:乃木坂46 新参者LIVE 2023/11/27

1.はじめに

千秋楽ではない平場ということもあってか、考察要素薄めだったもののとても楽しく良いライブだった
それ故にあまり考察というほどのものにはならないと思うが、今回もいつもの通りポイントを絞って振り返っていきたい
また今回はライブビューイングで観戦してたので、ライブビューイングについても触れていこうと思う

なお新参者そのものについても考察したが、まだ千秋楽を迎えておらず的外れな箇所もあるかもしれないので12/3公演後にまとめて記載したい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
全体を通して5期生曲と定番曲を中心に構成した、盤石のセトリだったように思う
このライブならではの特色としてはおひとりさま天国企画なるものがあり、日替わりで1人一曲披露していっているらしい

3.振り返りポイント

①一ノ瀬美空について

先述のおひとりさま天国企画を今回担当していたのがみくちゃんだったが、今日は全体を通して、彼女の魅力がぎゅぎゅっと詰まったライブだったように思う

一ノ瀬美空といえば『ガールズルール』で見せたような弾ける笑顔のイメージが強いのではないか
そして実際かなり魅力的である

しかし本日おひとりさま天国企画で『心の薬』を披露していたように、儚さや繊細さを併せ持つギャップこそが彼女の真骨頂だ
最近では変態キャラも板についてきている(いや実際変態ではあるんだろうけど)が、始まる前に緊張で震えてる手や途中で止まってしまった姿を見て支えたいと思うのは自分だけではないだろう

以下の記事で述べたことのほぼ再掲載なるが、アイドルに大切な支えたくなる要素を持っている彼女のセンターがあっても良いのではないかというのは言い過ぎだろうか
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (神戸昼夜公演)2022/12/18

今まさに強くなろうとしている彼女はとても魅力的だと思うんだよな魅力的だと思うんだよな

②5期生と歌について

5期生のライブは昨年末の『新・乃木坂スター誕生!LIVE 』から見てきたが、5期生のパフォーマンスは見違えるほど良くなったように思う
みくちゃんやなおちゃんは去年の今頃は決してうまいとは言い難いレベルだったのに、いまや普通に心地よく伸びるような歌声をしている
ほかにもアルノ・なぎちゃんはもとから上手かったけど、今日の『隙間』は思わず食い入ってしまうレベルだった

詳細は以下の記事に譲るが、思うに5期生は当初から歌での成長を重視してきた集団だった
・考察:5期生はじめての単独ライブはなぜ「新・乃木坂スター誕生!LIVE」だったのか

アイドルにとってどのくらい歌が重要かという点には議論の余地はあるものの、毎週パフォーマンスが求められる『新・乃木坂スター誕生!』『超・乃木坂スター誕生!』の目に見えた成果だと思う
そして『君の名は希望』など聴かせる曲を生歌で歌い上げることができるのは5期生ならではの武器となっている

なにより彼女たちの努力の成果を素直に賞賛したい

.新参者ライブビューイングについて

ここからはライブ本編の考察から離れ、ライブビューイングのレポートをまとめる

①入場について

悲しいミスを避けるために、初歩的なことではあるが周知したい

6Fが現地会場であり、9Fがライブビューイング会場である
人の流れについて行って6FでQRコード見せたら、スタッフさんもわかってなくてご迷惑かけ時間もかなり食ってしまった…

また9Fにチケット発券機があるが、それは使わずに入り口のリーダーにかざすのが正解らしい
おかげで影ナレを聴き逃してしまった…
地味に悲しいので、みなさんは悲しいミスを避けていただければ本望です

②ポップコーンについて

ライブビューイングだとドリンクとポップコーンをタダでもらえるのだが、このポップコーンめっちゃ量が多い…
パフォーマンス中はペンライト振っていて食べられないので曲間やMC中に食べることになるのだが、ずっとこの調子で食べてても無くならない量だった
ジップロック等持ってきて持ち帰れるようにすることをおすすめする

③ライブビューイングの評価について

私は新参者に限らない一般論として、ライブビューイングの以下の点に魅力を感じている

  • 大画面、高音質の迫力を味わうことが可能
  • みんなでコールができて楽しい

前者については映画館なので申し分なかったが、後者については結構控えめな印象だった
その分ゆったり座って見られるという捉え方もあるが、コールガンガンすることを期待するとやや期待はずれな可能性があるのでそこはご注意ください
(以前から何度かライブビューイング参加したことあるけど、都心に近いエリアほど控えめな印象。あとはコール好きな若い層が配信に流れた…?)

2023/10/5 Erika Ikuta(生田絵梨花) Autumn Live tour 2023 Final 東京国際フォーラム

1.全体の感想

乃木坂と直接は関係ないが、今年もいくちゃんのソロコンサートを見てきた
やはりイベントの性質上考察と銘打つほどの記事にはならないが、卒メンイベントのレポートはそう多くなく結構好評だったので書き残しておきたい

内容としてはいくちゃんがバンドメンバーを従えて、ピアノを弾いたり歌ったりと盛りだくさんだった
曲としてはFNS歌謡祭で以前披露した曲を中心に、中にはオリジナル曲まであった
乃木坂を卒業してもこういった機会を設けてくれるのは嬉しいね

なお昨年のライブについても以下にまとめているので、良かったらこちらもどうぞ
・2022/12/11 Erika Ikuta(生田絵梨花) 2022 winter fun 横浜夜公演

2.セットリスト

M01:ハマいく『ビートDEトーヒ』 ジャズver.生田絵梨花ソロ
→感想でバイオリン披露
M02:生田絵梨花『I’m gonna beat you』
→生田絵梨花オリジナル曲
M03:松任谷由実『ルージュの伝言』
M04:斉藤和義『歌うたいのバラッド』
M05:スピッツ『楓』
M06:椎名林檎『丸の内サディスティック』
→ご当地楽曲
M07:ちゃんみな『ハレンチ』
M08:Vaundy『裸の勇者』

以下、弾き語りブロック
M09:森山直太朗『愛し君へ』
M10:山崎まさよし『 One more time,One more chance』
M11:藤井風『何なんw』
M12:IVE『ELEVEN』
M13:Mrs. GREEN APPLE『私は最強』

アンコール
M14:ハマいく『ビートDEトーヒ』 with 濱家隆一(かまいたち)
M15:生田絵梨花『ランドリー』
M16:生田絵梨花『No one compares 』

3.振り返りポイント

①濱家さん登場!

なんといっても今日の一番の盛り上がりはここだった
アンコールで出てくるときにシルエットが二つあったとき、めちゃくちゃ湧いた
やっぱりこの曲はワクワクしていいね

あと濱家さんソロのジャズver.も最高でした…笑

②いくちゃんオリジナル曲について

私は初めていくちゃんのツアーを現地観戦できたので、いくちゃん作詞作曲の3曲も初めて聞くことができた
簡単に触れたい

『I’m gonna beat you』
「ぶっ倒してやる」というタイトルからは想像もつかないくらい、ポップで思わず踊りだしたくなるような曲
いくちゃんの給水時やヘッドセットとるときなど尺埋めるときにもバンドの皆さんが演奏してくれたりしたので、めちゃくちゃ耳に残った

『ランドリー』
表記がカタカナで良いのかわからないけど、新曲です
昨年暇だった時期(そんな時あったか?)に、洗濯機を眺めながら鼻歌を歌っていたらできたらしい
藤井風『何なんw』の練習中だったこともあってジャズテイストを取り入れたと言っていたが、想像以上に藤井風だった…笑
そしてタイトルがいくらなんでもそのまますぎて好き

『No one compares 』
「あなたは誰とも比べられないほど特別」
この思いを込めたタイトルからわかる通り、超正統派なバラード曲
弾き語りが何よりも似合う

③『私は最強』

全部よかったけど、中でもこの曲は似合っていた
というかまさにいくちゃん最強すぎるのよ

パワフルな歌声に、全くさび付いていないピアノ、可愛らしいキュートなキャラクター、作詞作曲、ついにはバイオリンまで…
何より音楽を楽しそうにやっている姿が、見てて気持ちいい
(個人的には性別こそ違うものの星野源を彷彿とさせるイメージがあった)

そもそも一人で全国ツアーを成し遂げてしまうあたりがさすが鉄人という感じがした
やはりいくちゃんは最強である

考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay1 2023/9/29

1.はじめに

この記事はDay3のアフター配信でジコチュープロデュースを見たまとめとして書いています
そのためDay1のジコチュープロデュースと、3日間通したジコチュープロデュースの振り返り記事となりますのでご了承ください

なおDay2以降の記事は以下にまとめています
こちらはジコチュープロデュース以外もまとめているので、良かったら読んでやってください
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay2 2023/9/30
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay3千秋楽 2023/10/1

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください

3.振り返りポイント

①Day1ジコチュープロデュースについて

まさかアフター配信でDay1のジコチュープロデュースをフルで見られるとは思わなかった、ありがたい…
せっかくなのでDay1のものもひとりひとり振り返っていきたい

冨里奈央『水玉模様』『好きになってみた』
現役高校生のフレッシュさを生かした『水玉模様』と可愛いに全振りした『好きになってみた』の2曲だった
個人的にはこのくらい振り切った構成は好き
あとMCでも触れられてたけど、なおなおの声はかなり武器だね
歌が特別上手いというわけではないんだけど、聴き心地がよくて思わず聞き入ってしまう

阪口珠美『サヨナラ Stay with me』『深読み』
特技のダンスを生かした2曲
『サヨナラ Stay with me』は海外MV的な可愛らしさを目指していたらしい
(可愛いとは思うけど、筆者が見識なないのでイマイチわからず…)
『深読み』の妖しい雰囲気は流石大ベテランといったところ

黒見明香『忘却と美学』『あんなに好きだったのに』
『忘却と美学』くろみん真夏さん好きすぎるでしょ…笑
それでも11thバスラのこの曲を見て、私も真夏さんみたいにグループを守れる人になりたいという感想を持ったというのは素敵すぎる
『あんなに好きだったのに』の低音ボイスは今まで意識してなかったけど、確かに特徴的な声で格好良かった
マイクパフォーマンスは流石だったんだけど、なんかハマりすぎてて初挑戦には見えなかった…笑
とはいえ似合ってたし、需要をうまくとらえた選曲だと思う

吉田綾乃クリスティー『立ち直り中』『17分間』
『立ち直り中』はお姉さんとしてはまり役過ぎる
もはやジコチュープロデュースにあやてぃーを当てはめた時、なんとなくこの曲やる気がしたくらい
そしてそこからの『17分間』は落差がありすぎるのよ…
それでも5期生の中に混ざっても何ら違和感がないのが不思議
最後の過剰アピールで5期生困らせてでんちゃんに突っ込まれるという茶番まで含めて、需要を完璧に理解してる当たり流石だなあと思った

②3日間を通してのジコチュープロデュース振り返り

以下では3日通したジコチュープロデュース企画全体を振り返っていきたい

総じて需要をとらえたり、新たな一面を見せようとした良い企画だったと思う
実際に私もなおなおの聴き心地がよい声やあーやのピアノ弾き語りをはじめ新たな魅力に気づくことができたし、あやてぃーやアルノのチョイスには流石需要を捉えてるなあと唸った

ただ個々人レベルで見るとかなり良かったものの、全体最適を図った時にもう少し茶番に振ったものがあっても良かったんじゃないかなあとは思う
かつて全国ツアーでまいちゅんがやった『大人への近道』やさゆりんの『命の真実』くらい振り切ったものが1~2個くらいあっても良かった気がする
(余談だが、こういうバランスをうまくとっていたのが9thバスラの1期生ライブだったので要求水準は高いができないものではないと思っている)
アンダーライブらしさということでパフォーマンスにフォーカスしたのかもしれないけど、後半でばっちり伝わるのでショーとしてのクオリティを上げる観点ではもう少しバランスとってもいいかなと思うのだがいかがだろうか