考察:乃木坂46 新参者LIVE 千秋楽 2023/12/3夜公演

1.はじめに

なんだかとても充実したライブだった
卒業ライブとかでもなく、特にものすごく凝った演出があったわけでもない
それでも5期生の魅力がギュギュっと詰まった、キラキラしたライブだったと思う
新参者企画ということでもしかしたら櫻坂・日向坂のファンの人も見ているかもしれないが、乃木坂5期もすごいぞと思ってもらえるんじゃないかな

ここからはいつものようにポイントを絞って振り返っていきたい
また今回は千秋楽なので、新参者全体についても考察していく

なお11/27公演の記事については以下からどうぞ
・考察:乃木坂46 新参者LIVE 2023/11/27

2.セットリスト

ちらのサイトをご参照ください
11/27同様5期曲が多いのは当然として、定番曲が多い構成だったように思う

3.振り返りポイント

①ライブとしての完成度が高い!

冒頭でも述べたが、特別な演出こそなかったもののライブとしての完成度が高かった
その一因として、ひとりひとりがその魅力を十分に発揮していたからだと思う

おひとりさま天国企画以外でも、いおちゃん・いろはのギターがあったり、あーやがピアノを弾いたりとにかく芸達者さを感じた
歌声にも個性が強くなおなおの包み込むような声を生かした『初恋の人を今でも』は聴いていてとても心地よかったし、アルノの歌声は流石の一言
小吉やみーきゅんはMCで大活躍だし、おかひなのダンスやてれぱんの存在感、さくたんのアイドルオーラは欠かせない
そしてなぎちゃんのスター性というか、盛り上げ力は群を抜いている

『新・乃木坂スター誕生!』『超・乃木坂スター誕生!』の影響か全員パフォーマンスの見せ方が抜群で、ここまで一人ひとりが魅力的だとそりゃ充実感あるよね

②自分の言葉で話すこと

今回の新参者のMCを通して思ったが、5期生は自分の感じた言葉を自分の言葉でしゃべるということに長けている人が多いように思う
アルノのドラムの後の過去の話はなかなかにインパクト強かったし、みーきゅんの5期への感謝の言葉はえらい具体的でうわべだけの言葉でなく気持ちがのっかっている良いMCだったと思う
こういったMCだとファン側も気持ちが乗っていくので、パフォーマンスだけでなくMCもこのライブの充実度をあげたもう一つの要因だと思う

③新参者とは何だったのか

ここからは本日のライブに限らず、新参者とは何だったのか考察していく
(歌舞伎町タワーの宣伝目的というメタ的な話ではなく、乃木坂5期生にとってどのような位置づけだったのかを考察する)

とはいえ実はその名の通り、乃木坂5期生を「新参者」として位置づける企画だったように思う
何を今更という形ではあるが、5期生の歴史を紐解くと乃木坂の新参者というよりは異端としての要素が強かったように思う

3・4期が乃木坂の継承者として入ってきたのに対し、5期は加入時いい意味で乃木坂をぶっ壊す役割が求められてきた
(それが行き過ぎた結果として『Actually…』のアルノセンター×フォーメーションダンスで、盛大な拒否反応が出たと理解している)
その後のライブを見ても11thバスラでも「継承」というテーマは真正面から扱わなかったし、スター誕生ライブはそもそも乃木坂以外の曲が大半だった
・考察:乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE (11thバスラ)Day2 5期生ライブ 2023/2/23
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (横浜公演)2022/12/5-12/6
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (神戸昼夜公演)2022/12/18

その結果かなりの個性派集団になったが、逆に言えば継承者としての側面はあまり語られてこなかった
5期が乃木坂の公式ライバルだったらというifストーリーをいろんなところで聞くが、それも乃木坂における5期の異質さがその想像を搔き立てると理解している

このようにやや異質な存在になりつつあった5期生を、改めて乃木坂における「新参者」として位置付け直すのがこの新参者ライブだったように思う
実際にセットリストには昔ながらの曲が相当多かったように思うが、5期生を新参者として位置付ける通過儀礼として解釈するとかなり納得がいく

なぎちゃんが「5期生による乃木坂のライブを見守ってください」と冒頭で叫んでいたが、確かに乃木坂のライブだったと思う
とはいえ彼女たちのはじける個性が消えるわけではないだろうし、ここからどのように調和していくのだろうか
乃木坂の新参者として再定義され、これから始まる5期生たちの第二章が楽しみで仕方ない

④小川彩について

この新参者企画で誰か一人MVPを挙げるならあーやだと思う
アンダラをずっと見てきたので彼女のスター性や底知れないスキルは十二分に理解していたつもりだったのだが、『君の名は希望』のピアノに『日常』(11/27公演での披露)のバキバキダンスは想像を超えてきた
あとみーきゅんとの『無表情』はアイドル性が高すぎて悶絶せざるを得ない…

そんな獅子奮迅の活躍だった彼女だが、新参者の主役もやはり彼女であったように思う
あーやをセンターに据え、真正面から「継承」のテーマを取り上げた『いつの日か、あの歌を・・・』は新参者で体現したい魂そのものだった
個性豊かな化け物ぞろいの5期生をセンターとしてあーやがまとめ上げる姿は、まぶしすぎる乃木坂の未来そのものであった

考察:乃木坂46 新参者LIVE 2023/11/27

1.はじめに

千秋楽ではない平場ということもあってか、考察要素薄めだったもののとても楽しく良いライブだった
それ故にあまり考察というほどのものにはならないと思うが、今回もいつもの通りポイントを絞って振り返っていきたい
また今回はライブビューイングで観戦してたので、ライブビューイングについても触れていこうと思う

なお新参者そのものについても考察したが、まだ千秋楽を迎えておらず的外れな箇所もあるかもしれないので12/3公演後にまとめて記載したい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
全体を通して5期生曲と定番曲を中心に構成した、盤石のセトリだったように思う
このライブならではの特色としてはおひとりさま天国企画なるものがあり、日替わりで1人一曲披露していっているらしい

3.振り返りポイント

①一ノ瀬美空について

先述のおひとりさま天国企画を今回担当していたのがみくちゃんだったが、今日は全体を通して、彼女の魅力がぎゅぎゅっと詰まったライブだったように思う

一ノ瀬美空といえば『ガールズルール』で見せたような弾ける笑顔のイメージが強いのではないか
そして実際かなり魅力的である

しかし本日おひとりさま天国企画で『心の薬』を披露していたように、儚さや繊細さを併せ持つギャップこそが彼女の真骨頂だ
最近では変態キャラも板についてきている(いや実際変態ではあるんだろうけど)が、始まる前に緊張で震えてる手や途中で止まってしまった姿を見て支えたいと思うのは自分だけではないだろう

以下の記事で述べたことのほぼ再掲載なるが、アイドルに大切な支えたくなる要素を持っている彼女のセンターがあっても良いのではないかというのは言い過ぎだろうか
・考察:新・乃木坂スター誕生!LIVE (神戸昼夜公演)2022/12/18

今まさに強くなろうとしている彼女はとても魅力的だと思うんだよな魅力的だと思うんだよな

②5期生と歌について

5期生のライブは昨年末の『新・乃木坂スター誕生!LIVE 』から見てきたが、5期生のパフォーマンスは見違えるほど良くなったように思う
みくちゃんやなおちゃんは去年の今頃は決してうまいとは言い難いレベルだったのに、いまや普通に心地よく伸びるような歌声をしている
ほかにもアルノ・なぎちゃんはもとから上手かったけど、今日の『隙間』は思わず食い入ってしまうレベルだった

詳細は以下の記事に譲るが、思うに5期生は当初から歌での成長を重視してきた集団だった
・考察:5期生はじめての単独ライブはなぜ「新・乃木坂スター誕生!LIVE」だったのか

アイドルにとってどのくらい歌が重要かという点には議論の余地はあるものの、毎週パフォーマンスが求められる『新・乃木坂スター誕生!』『超・乃木坂スター誕生!』の目に見えた成果だと思う
そして『君の名は希望』など聴かせる曲を生歌で歌い上げることができるのは5期生ならではの武器となっている

なにより彼女たちの努力の成果を素直に賞賛したい

.新参者ライブビューイングについて

ここからはライブ本編の考察から離れ、ライブビューイングのレポートをまとめる

①入場について

悲しいミスを避けるために、初歩的なことではあるが周知したい

6Fが現地会場であり、9Fがライブビューイング会場である
人の流れについて行って6FでQRコード見せたら、スタッフさんもわかってなくてご迷惑かけ時間もかなり食ってしまった…

また9Fにチケット発券機があるが、それは使わずに入り口のリーダーにかざすのが正解らしい
おかげで影ナレを聴き逃してしまった…
地味に悲しいので、みなさんは悲しいミスを避けていただければ本望です

②ポップコーンについて

ライブビューイングだとドリンクとポップコーンをタダでもらえるのだが、このポップコーンめっちゃ量が多い…
パフォーマンス中はペンライト振っていて食べられないので曲間やMC中に食べることになるのだが、ずっとこの調子で食べてても無くならない量だった
ジップロック等持ってきて持ち帰れるようにすることをおすすめする

③ライブビューイングの評価について

私は新参者に限らない一般論として、ライブビューイングの以下の点に魅力を感じている

  • 大画面、高音質の迫力を味わうことが可能
  • みんなでコールができて楽しい

前者については映画館なので申し分なかったが、後者については結構控えめな印象だった
その分ゆったり座って見られるという捉え方もあるが、コールガンガンすることを期待するとやや期待はずれな可能性があるのでそこはご注意ください
(以前から何度かライブビューイング参加したことあるけど、都心に近いエリアほど控えめな印象。あとはコール好きな若い層が配信に流れた…?)

2023/10/5 Erika Ikuta(生田絵梨花) Autumn Live tour 2023 Final 東京国際フォーラム

1.全体の感想

乃木坂と直接は関係ないが、今年もいくちゃんのソロコンサートを見てきた
やはりイベントの性質上考察と銘打つほどの記事にはならないが、卒メンイベントのレポートはそう多くなく結構好評だったので書き残しておきたい

内容としてはいくちゃんがバンドメンバーを従えて、ピアノを弾いたり歌ったりと盛りだくさんだった
曲としてはFNS歌謡祭で以前披露した曲を中心に、中にはオリジナル曲まであった
乃木坂を卒業してもこういった機会を設けてくれるのは嬉しいね

なお昨年のライブについても以下にまとめているので、良かったらこちらもどうぞ
・2022/12/11 Erika Ikuta(生田絵梨花) 2022 winter fun 横浜夜公演

2.セットリスト

M01:ハマいく『ビートDEトーヒ』 ジャズver.生田絵梨花ソロ
→感想でバイオリン披露
M02:生田絵梨花『I’m gonna beat you』
→生田絵梨花オリジナル曲
M03:松任谷由実『ルージュの伝言』
M04:斉藤和義『歌うたいのバラッド』
M05:スピッツ『楓』
M06:椎名林檎『丸の内サディスティック』
→ご当地楽曲
M07:ちゃんみな『ハレンチ』
M08:Vaundy『裸の勇者』

以下、弾き語りブロック
M09:森山直太朗『愛し君へ』
M10:山崎まさよし『 One more time,One more chance』
M11:藤井風『何なんw』
M12:IVE『ELEVEN』
M13:Mrs. GREEN APPLE『私は最強』

アンコール
M14:ハマいく『ビートDEトーヒ』 with 濱家隆一(かまいたち)
M15:生田絵梨花『ランドリー』
M16:生田絵梨花『No one compares 』

3.振り返りポイント

①濱家さん登場!

なんといっても今日の一番の盛り上がりはここだった
アンコールで出てくるときにシルエットが二つあったとき、めちゃくちゃ湧いた
やっぱりこの曲はワクワクしていいね

あと濱家さんソロのジャズver.も最高でした…笑

②いくちゃんオリジナル曲について

私は初めていくちゃんのツアーを現地観戦できたので、いくちゃん作詞作曲の3曲も初めて聞くことができた
簡単に触れたい

『I’m gonna beat you』
「ぶっ倒してやる」というタイトルからは想像もつかないくらい、ポップで思わず踊りだしたくなるような曲
いくちゃんの給水時やヘッドセットとるときなど尺埋めるときにもバンドの皆さんが演奏してくれたりしたので、めちゃくちゃ耳に残った

『ランドリー』
表記がカタカナで良いのかわからないけど、新曲です
昨年暇だった時期(そんな時あったか?)に、洗濯機を眺めながら鼻歌を歌っていたらできたらしい
藤井風『何なんw』の練習中だったこともあってジャズテイストを取り入れたと言っていたが、想像以上に藤井風だった…笑
そしてタイトルがいくらなんでもそのまますぎて好き

『No one compares 』
「あなたは誰とも比べられないほど特別」
この思いを込めたタイトルからわかる通り、超正統派なバラード曲
弾き語りが何よりも似合う

③『私は最強』

全部よかったけど、中でもこの曲は似合っていた
というかまさにいくちゃん最強すぎるのよ

パワフルな歌声に、全くさび付いていないピアノ、可愛らしいキュートなキャラクター、作詞作曲、ついにはバイオリンまで…
何より音楽を楽しそうにやっている姿が、見てて気持ちいい
(個人的には性別こそ違うものの星野源を彷彿とさせるイメージがあった)

そもそも一人で全国ツアーを成し遂げてしまうあたりがさすが鉄人という感じがした
やはりいくちゃんは最強である

考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay1 2023/9/29

1.はじめに

この記事はDay3のアフター配信でジコチュープロデュースを見たまとめとして書いています
そのためDay1のジコチュープロデュースと、3日間通したジコチュープロデュースの振り返り記事となりますのでご了承ください

なおDay2以降の記事は以下にまとめています
こちらはジコチュープロデュース以外もまとめているので、良かったら読んでやってください
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay2 2023/9/30
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay3千秋楽 2023/10/1

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください

3.振り返りポイント

①Day1ジコチュープロデュースについて

まさかアフター配信でDay1のジコチュープロデュースをフルで見られるとは思わなかった、ありがたい…
せっかくなのでDay1のものもひとりひとり振り返っていきたい

冨里奈央『水玉模様』『好きになってみた』
現役高校生のフレッシュさを生かした『水玉模様』と可愛いに全振りした『好きになってみた』の2曲だった
個人的にはこのくらい振り切った構成は好き
あとMCでも触れられてたけど、なおなおの声はかなり武器だね
歌が特別上手いというわけではないんだけど、聴き心地がよくて思わず聞き入ってしまう

阪口珠美『サヨナラ Stay with me』『深読み』
特技のダンスを生かした2曲
『サヨナラ Stay with me』は海外MV的な可愛らしさを目指していたらしい
(可愛いとは思うけど、筆者が見識なないのでイマイチわからず…)
『深読み』の妖しい雰囲気は流石大ベテランといったところ

黒見明香『忘却と美学』『あんなに好きだったのに』
『忘却と美学』くろみん真夏さん好きすぎるでしょ…笑
それでも11thバスラのこの曲を見て、私も真夏さんみたいにグループを守れる人になりたいという感想を持ったというのは素敵すぎる
『あんなに好きだったのに』の低音ボイスは今まで意識してなかったけど、確かに特徴的な声で格好良かった
マイクパフォーマンスは流石だったんだけど、なんかハマりすぎてて初挑戦には見えなかった…笑
とはいえ似合ってたし、需要をうまくとらえた選曲だと思う

吉田綾乃クリスティー『立ち直り中』『17分間』
『立ち直り中』はお姉さんとしてはまり役過ぎる
もはやジコチュープロデュースにあやてぃーを当てはめた時、なんとなくこの曲やる気がしたくらい
そしてそこからの『17分間』は落差がありすぎるのよ…
それでも5期生の中に混ざっても何ら違和感がないのが不思議
最後の過剰アピールで5期生困らせてでんちゃんに突っ込まれるという茶番まで含めて、需要を完璧に理解してる当たり流石だなあと思った

②3日間を通してのジコチュープロデュース振り返り

以下では3日通したジコチュープロデュース企画全体を振り返っていきたい

総じて需要をとらえたり、新たな一面を見せようとした良い企画だったと思う
実際に私もなおなおの聴き心地がよい声やあーやのピアノ弾き語りをはじめ新たな魅力に気づくことができたし、あやてぃーやアルノのチョイスには流石需要を捉えてるなあと唸った

ただ個々人レベルで見るとかなり良かったものの、全体最適を図った時にもう少し茶番に振ったものがあっても良かったんじゃないかなあとは思う
かつて全国ツアーでまいちゅんがやった『大人への近道』やさゆりんの『命の真実』くらい振り切ったものが1~2個くらいあっても良かった気がする
(余談だが、こういうバランスをうまくとっていたのが9thバスラの1期生ライブだったので要求水準は高いができないものではないと思っている)
アンダーライブらしさということでパフォーマンスにフォーカスしたのかもしれないけど、後半でばっちり伝わるのでショーとしてのクオリティを上げる観点ではもう少しバランスとってもいいかなと思うのだがいかがだろうか

考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay3千秋楽 2023/10/1

1.全体の感想

昨日も見ていたから内容はある程度知っていたけど、それでも熱くなれる良いライブだった
以下いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

なお昨日と被る部分については省略するので、良かったらこちらも読んでやってください
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay2 2023/9/30

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください

詳細は昨日の考察記事に譲るが、熱さと緩さのバランス感がとても良くツボを押さえたセットリストだったと思う

3.振り返りポイント

①ジコチュープロデュース(3日目)について

今回一番特徴的な演出はジコチュープロデュースだった
昨日同様、一人ひとり感想を書き残しておきたい
なおアフター配信で1日目のジコチュープロデュースも見ることができたので、こちらは別記事でレビューをアップしたい
※追記:以下記事にジコチュープロデュース全体の振り返りとともにアップしました
・考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay1 2023/9/29

小川彩『悲しみの忘れ方』『スカウトマン』
やはりこの子はスーパーアイドルだなと思わざるを得ない
『悲しみの忘れ方』はまさかのピアノ弾き語りで、しかもめちゃくちゃ上手だった
『スカウトマン』のヒップホップダンスは経験者だけあって流石
これだけハイクオリティなのを2つもやっているのに、可愛い系も正統派バキバキダンスもできてしまうので末恐ろしい
あーやの魅力は2曲では語れないので、もっともっと見たいと思ってしまった

向井葉月『不眠症』『僕が行かなきゃ誰が行くんだ?』
自分でも言及してたけど、葉月ちゃん本当にダンスうまくなったよなあ
7年間の成長というか重厚感を感じるとてもよいパフォーマンスだった
あと『僕が行かなきゃ誰が行くんだ?』って基本的にはコールがない曲だと思うんだけど、葉月ちゃんのソロで声が震えてしまったときにコールが自然発生してた
これはとても良いコールだなあと感じたので書き記しておく
そもそも特技のギターを封印して、ダンスと歌のみにフォーカスしたことがナイスチャレンジだったと思う
(おそらくいろはちゃんに譲ったんだろうと予想する)
本当にいい子だなあと思うし、応援したくなるよね

中西アルノ『〜Do my best〜じゃ意味はない』『命は美しい』
2曲とも大胆アレンジと圧倒的歌唱力で中西アルノの世界観を築いていた
方向性としては近しいんだけど、これぞ中西アルノという感じなので無理にほかのことをやる必要もないと思う
ただ存在感があまりにも圧倒的すぎるので、今後どうグループとして活かしていくかが結構難しい
うまく生きる場所を作れれば、乃木坂がもう1段階上に行けるくらいの爆発力があるのでどうにかしたい

佐藤璃果『ゴルゴンゾーラ』『ぐるぐるカーテン』
二曲とも可愛いに振り切ったプロデュースだったが、りかちゃんはこの方向性であってると思う
ハロウィン仮装も季節性あって◎
ただ方向性がなおちゃんのジコチュープロデュースとやや被るので、もっとカオス感とか出たら個人的にはもっといいのかなあと思ったりもした

松尾美佑『転がった鐘をならせ!』『大人たちには指示されない』
大トリはもちろんみゆちゃん
個人的に肝は『転がった鐘をならせ!』だったと思う
このアンダラで格好良いパフォーマンスができるのは十二分に伝わったので、弾ける笑顔という別の魅力をアピールできたのはとても良かった
『大人たちには指示されない』に関しては、もはや見る前から約束されている勝利感があった
とはいえ3期生曲を披露するのはレアなので、やっぱり見られてよかったとは思う

余談だが、作戦会議のVTRで後ろのホワイトボードに「松尾、1曲全部アクロバティック」と書いてあったけどいくらなんでもハードすぎるでしょ…笑
いや、見られるもんなら見たいけども、、、

②『日常』前の演出について

昨日触れ忘れたが、『日常』の前にアンダーライブとは何かをメンバーが答えていく演出があった
声が徐々に重なっていくところや光や効果音含めてこれ自体めちゃめちゃ格好良かったのだが、これから一番盛り上がるところに入っていく転換点としてかなり効果的な演出だったと思う
地味に見えるけど、こういうの見ると演出家ってすごいなあと思う

③『口ほどにもないKISS』

半分余談なのだが、この曲王道アイドルソングだしもっと盛り上がっても良いのでは…?
昨日現地でも割とコールまばらだったし、今日の配信でもそんな様子が伝わった
コロナ期真っただ中の楽曲はコールが確立されていないから、難しいんだけどなんとかならないかなあ

④松尾美佑について

最後に今回の座長について触れたい
全国ツアーのアンダーブロックから今日のアンダラ千秋楽まで、ずっと引っ張ってきたからまずは本当にお疲れ様でした
事あるごとにこのブログでも触れてきたけど、本当にこの夏の彼女は魅力に溢れてた

今日のスピーチでどんなことを話すんだろうと思っていたが、非常にさっぱりとした顔でニコニコ語っていたのが印象的だった
史上最大のアンダーライブをやり遂げた達成感と仲間への感謝からくるものなのだろう
個人的にはすごく好感が持てた

ただし評価としては少し難しいかもしれない
彼女は終始ニコニコなこともあって、頼もしく強そうに見える側面もあったと思う
乃木坂で人気が出る子って何かしらの庇護欲を掻き立てる要素があるんだけど、ファン層に刺さらないかもしれないという懸念が少しある
そういう意味ではすこし弱さも見えた昨日のスピーチの方が内容的にうけるかもなあと、ちょっともったいなくも思った

とはいえ松尾のバキバキダンスとニコニコ笑顔はアイドルの一つの究極形態だと思う
最強アイドルがひとり生まれた瞬間を目撃できたことに感謝して、筆を置きたい

考察:乃木坂46 33rdSGアンダーライブ横浜アリーナDay2 2023/9/30

1.全体の感想

思わず今日が千秋楽と錯覚するくらい、充実したライブだった
全国ツアーのアンダーブロックもかなりレベルが高かったのでハードルは相当に上がったと思うが、それを悠々と超えてきた印象がある
以下いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください

アンダー曲に始まり、帰ってきたジコチュープロデュースや全体曲アレンジを挟んで再度アンダー曲に戻っていく構成で、後述するがかなりツボを押さえたセットリストだと思う

3.振り返りポイント

①セトリについて~選抜・アンダー成分の融合

今回のセトリについて、かなりバランスがよくて満足が高かった
その要因は全体ライブに近いお楽しみ成分と、いわゆるアンダーライブらしさがバランスよく共存していたからだと思う

まず前者については、かつて全国ツアーでやっていたジコチュープロデュースをアンダーライブで再度取り入れたり、緩めのVTRが挟まれたりというのがわかりやすいところだろう
ゴリゴリのアンダーライブもいいけど、こういった箸休め要素があったほうが緩急ついて個人的には見やすかった
あとは『Route246』で見られた大胆アレンジも、いままでのアンダーライブではそんなに見なかった印象だがアルノちゃんの圧倒的な歌唱力もあって心が震えた

とはいえ全国ツアー的なお楽しみ成分全振りではなく、アンダーライブらしさをきちんと味わうこともできたライブだった
過去を振り返ると、31stアンダーライブもかなり全国ツアー的な要素が強かったライブだったと思う
・考察:乃木坂46 31stSGアンダーライブ(アンダラ)横浜公演千秋楽 2022/12/19
しかし比較に出すのは悪いが上記考察記事にもあるように、個人的にはアンダーライブならではの熱さが感じられずやや消化不良感を残したライブだった

ただ今回はアンダーライブらしさもびんびんに感じられた
最初と最後の重要なところを激しめのアンダー曲で盛り上げていく感じとか、スピーチも思いがこもっていてとても良かったと思う

なんなら今後この形式をアンダラの型としても良いくらいに感じている

②ジコチュープロデュースについて

今回一番特徴的な演出はジコチュープロデュースだったと思う
これについては各日現地に行かないとフルで見られないことが予想されるため、一人ひとり感想を書き残しておきたい

奥田いろは『君は僕と会わない方がよかったのかな』『Rewindあの日』
一人目はいろはちゃんだった
特技のギターを生かした弾き語りでの『君は僕と会わない方がよかったのかな』は透き通った声でとても良かったし、後述するあーや・なおちゃんとの雰囲気にはちょっと涙すら出た
『Rewindあの日』で見せた妖艶な表情もいい意味のギャップがあった
やっぱりこの子スペック高いなーと思った

佐藤楓『釣り堀』『月の大きさ』
でんちゃんといえばダンスだよなあと改めて思った2曲だった
『釣り堀』のコンテンポラリーダンスは少し意外だったけど、こんなこともできるんだと幅をみられた
あとほんとになあちゃん好きなんだなあと伝わる選曲なので、そこも◎
もう一曲の『月の大きさ』はイメージ通りのバキバキダンスで流石でした

矢久保美緒『醜い私』『甘いエビデンス』
格好良い系と可愛い系でふり幅を見せられたと思う
なかなか披露される機会がない曲なので、選曲含めてセンス良いなと思った
あとはやっぱり『甘いエビデンス』でオリメンの「親友」とおそろいの指輪をつけて出たのは、感涙ものですよね
はよ戻ってきてくれ…、二人のトークが聴きたいのよ

清宮レイ『そんなバカな・・・』『アナスターシャ』
まずは堀ちゃん推し目線だけど、本当に選曲有難う!
まあそんなことは特に意識はしていないんだろうけど、それでもうれしかった
『そんなバカな・・・』はレイちゃんにこの上なく似合ってた、というか今の乃木坂でもレイちゃんにしかできないはっちゃけたパフォーマンスだったんじゃないかな
『アナスターシャ』の英語詩は失敗してしまったようだけど、この曲は何度でも立ち上がって強くなった人たちの曲なのでレイちゃんもいつか立ち上がってほしい

③5期生の成長

以下個別メンバーを掘り下げていくが、今回は取り上げたいメンバーが多すぎて困る…
挙げられなかったメンバー含めて全員魅力的だったのよ

その中でも今回は5期生の成長と変化を感じたライブだった
32ndアンダラでは先輩たちのパフォーマンスが圧巻だったこともあるが少し見劣りする面もあったのだが、今回はバッチリ仕上げてきてた
中でもアルノの『Route246』は楽曲のイメージかなり変えるくらいのアレンジを完全に自分のものとしていて、やっぱりすげえなあと
あとあーやはカッコイイ系から可愛い曲までハイレベルにこなしていて、弱冠16歳にしてさすがスーパーアイドルだと思ってしまった末恐ろしい…

あとはかなり乃木坂らしいパフォーマンスにもなってきたなと思う
『君は僕と会わない方がよかったのかな』であーや・なおちゃん・いろはの三人が見つめあう優しい空気感、これこそがパフォーマンスにおける乃木坂らしさの体現だと思った
きっと先輩たちともかかわってよい時間を過ごせたんだろうな

こうなると選抜組を含めて今こそ5期生ライブが見たいな

④佐藤璃果について

璃果ちゃんってどちらかというとパフォーマンス苦手なイメージがあったのだが、今回表現力がかなり上がっていて魅せられた
特に『ここにいる理由』の不気味な笑みは、オリメンの万理華ちゃんの不思議な表情とは別解釈だけどとても魅力的だった

⑤吉田綾乃クリスティーについて

あやてぃーが頼られているのはよくメンバーから発言で出てきていたんだけど、今日のMCでその一端に触れたように思う
葉月センターの『Against』や『Under’s Love』について、「乃木坂が好きで入ってきた子がいま大事な曲のセンターを背負っているのが嬉しいし誇らしい」というような発言をしていた
これこそ我々が伝えたかった事そのものだし、あやてぃーよく言ってくれたと思った

こういう愛をもって周りを見て、かつ高い言語化能力をもっているあたりが彼女が頼られている理由なんだろう

⑥松尾美佑について

今日配信が入っていていなかったのを残念に思うくらい、今日の松尾は魅力的だった

『日常』『踏んでしまった』のところはいろんな言葉を尽くして伝えてもなんか陳腐化してしまいそうなので、あえてはふれない
夏のツアーで何度もみた松尾センターなのに、見飽きない魅力があった

そしてパフォーマンスはもちろんのこと、今日の松尾のMCは大変心に刺さった
「史上最大のアンダーライブと言えば聴こえは良いけど、プレッシャーでもあった」
「座長を務めた先輩たちをみて、自分が引っ張らないといけないと思ったができなかった」
「それでもみんなが助けてくれた」

決して饒舌とは言い難かったが、それでも思いは良く伝わった
あの何考えているのかわかりにくい松尾が自分の言葉で伝えようとしたことに、本気で支えたいと私に限らず誰しも思ったんじゃないかな
これはおそらくアイドルに一番必要な資質なので、もしこのスピーチが全国に届けられてたらめちゃくちゃ人気出ていたと思う
それだけに今日配信がなかったことが悔やまれる…

それでもこの夏からアンダラにかけて、一番と言っていいほど魅力的でキラキラしていた
配信もある明日の千秋楽で天下を取ってくれ、松尾美佑

(まず見ないだろうからどうでもいいんだけど、松尾さんこの書き方痒くて嫌いそうだな…笑)

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)大阪公演Day2 2023/7/13 ~早川聖来卒業セレモニー

1.全体の感想

※この記事はのぎ動画をもとに記載したもので、リアルタイムでのライブ参戦ではありません。また公開されているのがアンコール部分のみのため、本編は見られていません。

整理に時間がかかって遅くなりましたが、せいらちゃん卒業おめでとう!
まっすぐなあなたの人生に幸多いことを願っています

今回もいつもの通りポイントを絞って、演出について考察していきたい
ただかなり難解で、正直私自身消化できていない部分もかなりある
もちろんいろいろあったので素直に見られなかった部分が大きいが、それだけではないので詳細は後述する

なおアンコール以外の部分は、ツアーのほかの公演とそれほど差はなさそうだった
参考までに真夏の全国ツアーの記事をまとめているので、良かったら読んでやってください

2.セットリスト

セットリストは以下の通りです

EN1. 僕のこと、知ってる?
EN2. Out of the blue
EN3. 4番目の光
EN4. Threefold choice
EN5. 孤独な青空
EN6. ひと夏の長さより・・・

3.振り返りポイント

①セットリストの不思議

見たかったものはきちんと抑えることができたセトリだと思う
『Out Of The Blue』 や『4番目の光』は当然として、かっきーまゆたんせいらの『Threefold choice』は需要を捉えてる良い選曲だったと思う

一方で不思議な選曲も結構あった
『僕のこと、知ってる?』や『孤独な青空』は割と意味深な歌詞だし、深読みされそうなタイミングでこの曲を選んだかという印象があった
選曲意図を知りたくてせいらちゃんの出演メディアチェックしたのだが、結局見当たらなかったのでもし有識者がいれば教えていただきたい

②演出の不思議

セトリも去ることながら、演出もかなり難解だった
どうしても見る側が深読みしてしまうというのもあるが、原因はそれだけではないと思う

具体的には大体どんなセレモニーでもVTR等で誘導があったように思うが、今回は曲とMCだけで構成されていて演出側がどういうストーリーを伝えたいのかあまりピンと来なかった
VTRの少なさはせいらちゃん卒セレだけでなくツアーを通じての特徴でもあったが、これは準備時間がなかったからなのかそれとも演出家変更により恒常的に続くものなのか現時点で判断がつかない
とはいえ今回は深読みする人が多いライブでしょうし、もう少し丁寧に誘導した方が良いのではという印象は拭えない

実際セトリもそうだが、久保ちゃんが「守れなくてごめん」と発言したり、気になることは多数ある
このちょっとモヤモヤを残す感じをつくりたいのであれば意図通りなのだが、そういうことなんですかね…

③唯一わかったこと

とはいえ唯一わかったのは彼女が少なくともメンバーから愛されていたことである
さつきちゃんにくぼちゃん、まゆたんのMCは具体的なエピソードもりもりで、愛されていたんだなあと伝わった

先方の正義もあるだろうし具体的な善悪の判断は控えるが、それでも彼女が貫いた姿勢には多くの人がついていった
その意思の強さに敬意を表し、筆を置きたい

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day4 2023/8/28

1.全体の感想

初日2日目3日目とほぼ同展開で、最後に『乃木坂の詩』が加わった程度だった
それでも新生乃木坂の門出としては十分な4日間だったと思う
4日間通した所感も踏まえて、いつものようにポイントを絞って考察していきたい

なお神宮初日2日目3日目と被るところは省略するので、良かったら以下の記事もご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day3 2023/8/27

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
3日目まで同様、割と保守的だけど良い構成だった

3.振り返りポイント

①松尾美佑について

連日記事にしてきたが、パフォーマンス面でのMVPは間違えなく彼女だと思う
パワフルなパフォーマンスは4日連続で見ごたえがあった
しゃべるとふにゃふにゃなキャラも魅力満点だし、いつか表題のセンターとかもやってほしいな

②山下美月MCについて

美月のMCはかなり今日も心に刺さった
「乃木坂は孤独を孤独にさせないグループ」という言葉はよくグループの性質を表していると思うし、この後のグループを規定する方向性にもなるのではないか
久保ちゃんももちろんだが、彼女の言葉もかなり力があると思う

③夏のツアーの評価について

今回の夏のツアーの評価について、考えてみた
グループとしてツアーで達成すべきだったものは以下の三点にあるように思う

  • 大エースに据えるべき井上和を中心にツアーを完走すること
  • 先輩たちもなしえなかった神宮4日間を完走し、自信をつけること
  • 新生乃木坂を感じさせる勢いのあるライブにすること

〇大エースに据えるべき井上和を中心にツアーを完走すること
これは美月や久保ちゃん含めて負荷を分散することで、うまく達成したと思う
ここ三日間は美月が最後に退場していたが、最終日である今日はなぎちゃんが最後に退場したのもきちんと次世代へのバトンタッチがされたようでよかった

〇先輩たちもなしえなかった神宮4日間を完走し、自信をつけること
これもきちんと達成されたと思う
僕たちは現体制でも完走できるとわかっていたけど、実際に先輩なしでもやっていく自信がついたように思う
梅ちゃんが最後に「私たちが乃木坂です。私たちが最強です。」と叫んだのが何よりの収穫なのだろう

〇新生乃木坂を感じさせる勢いのあるライブにすること
概ね達成されたと思う
実際に初日の投稿を見ていただけるとわかると思うが、かなり3期生中心に気合の入ったライブだった

ただここで概ねとしたのは、見ている側への届け方に問題があったと思う
正直全く同じ展開で4日間見ていると途中で飽きるのだ…
とはいえアンダーブロックのようにそれを吹きとばす勢いがある曲ばかり披露すると、スタミナが持たないだろう
個人的には配信を4日間でなく、1日に絞るのが正解だったように思うがどうだろうか

④最後に

いつから「人はね、限界だと思ってからもうちょっといける」という言葉は名言風になっているのか…
ただ飯食ってただけなのに…笑

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day3 2023/8/27

1.全体の感想

良いライブだったと思う
ただ初日2日目とほぼ同展開で、曲の入れ替えが多少あった程度だった
ということで今回も新たな考察要素は少なめだが、いつものようにポイントを絞って考察していきたい

なお神宮初日2日目と被るところは省略するので、良かったら以下の記事もご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
2日目まで同様、割と保守的だけど良い構成だと思う

3.振り返りポイント

①アンダーパートについて

以下の宮城公演の記事でも書いていたが、3日連続で見ても今回のアンダーパートはかなりクオリティ高くて見入ってしまう

将来のエースになるであろう5期生たちと、磨き上げたパフォーマンスに定評がある3・4期がばっちり嚙み合って、抜群の存在感を誇るみゆちゃんが締め上げる…
『踏んでしまった』『錆びたコンパス』『Hard to say』3曲とも至高の仕上がりで、このライブでアンダラ行きたいと思った人も少なくないのではないか

②先輩からの継承について

どうも日別にMCのテーマというものがあるのではないかと感じる
初日は仲間との時間、二日目はファンへの感謝というとこなら、三日目は先輩からの継承と変化だろう

なぎちゃんは乃木坂を引っ張ってきてくれている3・4期生への感謝と自分たちだけの色を探す決意を述べ、美月は後述の通り引き継いできた乃木坂の空気感について触れていた
ラストの久保ちゃんMCはかつて先輩から自分たちが言われていたように、「後輩たちを全力で守りたい」という思いを語っていた

正直なぜこのタイミングでこれらのテーマをぶつけてきたのかなど内容自体はまだ消化しきれていない部分が多いので、もし考察が深まれば別途記事にしていきたい

③船長・山下美月とその挑戦

これは配信を3日連続で見ているため仕方ないことではあるのだが、さすがに3日同じ構成となると飽きる…
それでも今日の『設定温度』前の美月のMCは聴きごたえがあった

内容としてはざっくりと「先輩たち含めて築き上げた乃木坂の空気感が好き」「それでも今のメンバーをひとりひとり愛してほしい」という内容だった

この内容は結構深く突き刺さるものがあった
私自身乃木坂のストーリーを考察するのをライフワークとしており、その観点では確かに1期生/2期生を中心とした乃木坂の延長線上に現在の乃木坂を見ている部分がないとは言えない
そしてこの空気感があるからこそ乃木坂は安泰だと思っている
ただそれは自分たちが現在のメンバーからみると自分たちが見られていないということともとられられ、半分嬉しくも半分は寂しいことなのかもしれない…

これを打破するにはなぎちゃんも言っていたが空気感を保ちつつも「自分たちの色」を出すことが重要となる
しかしこの挑戦はなかなかに難しい
多くのファンは現在の乃木坂が好きでそれ以上の変化の需要がないので、むしろ「自分たちの色」を出すことがマイナスに作用する

それでも私は船長・山下美月が掲げた挑戦を応援したい
神宮初日から気合が入っている彼女たちの姿を見ていたら可能性あるんじゃないかとすら思う
僕は彼女たちを信じたい

考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)宮城公演Day2 2023/8/15

1.全体の感想

私事ですが、コロナにかかり投稿遅くなってしまいました…。地方公演振り返りを兼ねて読んでやってください。
なお最新の東京公演は以下記事をご参照ください
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day1 2023/8/25
・考察:乃木坂46 真夏の全国ツアー(全ツ)東京神宮球場公演Day2 2023/8/26

演出の変化を感じさせないほど、いつもの全国ツアーだった
(あくまでも楽しいだけの平場のライブなので、今後卒コンとかだと印象変わるかも)
性質上考察要素はほとんどないが、いつものようにポイントを絞って振り返っていきたい

2.セットリスト

こちらのサイトをご参照ください
夏曲メドレーに始まり、ユニット曲がつづきその後は選抜曲とアンダー曲、期別楽曲を織り交ぜていた
個人的には夏曲をメドレーで済ませてしまうのは少し味気ない気がしたが、おおむね満足なセットリストだった

3.振り返りポイント

①宮城セキスイハイムスーパーアリーナについて

今回一般販売で入手したチケットでもあったため良席は全く期待していたかったが、案外メンバーとの距離も近く悪くない席だった

というのもこのセキスイハイムスーパーアリーナ、決して大きな会場でないこともあってかスタンドからでも結構メンバーが見えるのである
実際私もスタンド中段くらいであったが、多くのメンバーからレスがもらえたと思う

最寄り駅からも離れているのでアクセスはおそらく全会場ワーストクラスという明確な欠点はありつつも、どの席でも外れはないという点で悪くない会場かもしれない

②『踏んでしまった』と松尾美佑

表題の『おひとりさま天国』も乃木坂の夏曲の中ではかなりライブ映えする方で好きなのだが、それ以上に心を惹かれたのはアンダー曲『踏んでしまった』だった

まずアイドル曲とは思えない、というか最近ロックバンドでもそんなに見ないほどのバッキバキのロックサウンド
変則的なアレンジも癖になり、仮に表題曲だったらかなり話題になってたんじゃないかな

そしてそのセンターのみゆちゃんのパフォーマンスがとにかくエグい
スタイルも映えるし、おそらく乃木坂史上ナンバーワンの身体能力を生かしたダンスはキレッキレ
なにより余裕すら感じる不気味な微笑は、曲の雰囲気もあいまって存在感抜群
正直選抜を食ってしまうレベルで見入ってしまった

こうなると逆に難しいのが、選抜入り問題
林も割と通じるとこがあるが、存在感ありすぎると選抜の端っこにおいておくと不自然なんですよね…
トークも面白いし活躍の場を増やしていっていただきたいが、、、頑張れ、松尾!

③向井葉月について

小会場だと特に思うが、葉月ちゃんのファンサービスはすごいと思う
マジで一人ひとりにレスを返しているのではというくらい丁寧で、いい子感を感じる
訳あって私は西武源田選手のユニフォームをきて乃木坂のライブに臨んでいるのでレスもらいやすいこともあるのだろうが、それを差し引いてもものすごくキラキラして見える

アンダラも行くし、推しではないけどタオルくらい買うこと検討しようかな